15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/02(月) 22:14:28.51 ID:ndF47Jak0
球磨川『まぁその女の子がマイナスだっていうのは後から知ったんだけどね』
『セットで全てのダメージを受け流す少年にも出会ったよ』
『名前?そんなの知らなくたった同じでしょ?』
『親父は僕がマイナスだと知ってから潤さんに預けることが多くなったね』
『潤さんは昔の自分を見てるんじゃないかって言ってたっけ』
『自分か傷むのは笑顔で受け入れるくせに気に食わないことが多すぎるって注意されたね』
『お前の親父みたいになるぞって』
『潤さんの笑顔はなれっていう押し付けが見え見えだったけど』
『さて、ここまで僕の負い立ちを騙ってきたわけだが』
『何か質問はあるかな?』
『扇ちゃん?』
忍野扇「えぇ全くこれっぽっちも予想外に僕の予想通りでした、一人騙りご苦労様です。そしてこれからあなたの人生を変えた彼女の登場って訳ですよね、球磨川先輩」
球磨川『全く扇ちゃんはどこまでも知ってるんだろうね』
『それよりこの悪趣味な手首足首がんじからめな縄を外してくれないかな』
『可愛い少女に縄で縛られるなんて嬉しすぎて襲ってしまいそうになるからさ』
忍野扇「無理ですよ球磨川先輩、それは先輩自身が結び目を無かったことにした縄ですよ。もう解こうにも解けません」
球磨川『……かわいかったからつい従っちゃたなぁ』
『まぁいざとなれば縄ごと無かったことにするはずだったんだけどね』
忍野扇『それも無理ですよ、なぜならそれは縄ではない何か。むしろ最初から無い何か、だから無かったことにはなりませんよ。
そのうえ僕はバランサーですからあなたという不均衡を取り除く必要があるのですよ、先輩」
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