過去ログ - 雪ノ下「あなたって本当に友達がいないのね」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/02(月) 03:56:43.30 ID:Cyzz/T+X0
下半身のほうもギアが入ってくる。彼女を膝に座らせていた姿勢から、一気にベッドに押し倒した。

俺の背に腕が回される。爪が立って痛いが、それよりも優先される快感が腰を動かす。

ブレーキは壊れっぱなしだ。アクセルだけが効いている。

彼女の体に覆いかぶさるようにして、キスとセックスを続けていく。

「うっ……」

一度目の絶頂がきた。向こうはもう何度も果てている。俺は勢いよく腰を打ち付けると、彼女の一番奥まで突き入れた。

「やっ、ああああああああ♥♥♥」

どくどくどくと、俺の体の中身が抜けていく感覚。むしろ吸い出されている。逆に彼女の体内を満たしていったそれは、俺がいったん彼女から離れると、結合部からどろりと漏れ出した。

「ん……んっ、ん」

互いに舌を絡ませあいながら、俺は彼女の腰周りを撫で回し、彼女は俺の精液を逃すまいと自分の手で身体の中に押し戻していた。

そのあさましい光景に、すぐ俺のエンジンは火が入る。

「ん……え、ちょっと」

太ももに当たる屹立した何かに気づいたのだろう。彼女は薄く笑った。呆れと期待する悦びが入り混じった笑顔が、薄い照明に照らされた。

俺は一気に腰を突き出す。

まだ夜は長い。


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