152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:31:09.10 ID:3jw/gLCy0
破ぁぁ！！！ウチは押入れに向かい念を込めた。
しばらく押入れではどたばたもがいていた様だったがすぐに静かになった。
わざわざビデオに取らなきゃ見つけられないなんてウチもまだまだ未熟やな……
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2013/12/04(水) 21:35:20.85 ID:3jw/gLCy0
【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等と言うてる。
「破ぁ！！」下等霊が。
【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入っとった。気にせず捨てた。今まで気づかんかった事に腹が立つ。
【8:36】通学。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。
「破ぁー！」電話が粉微塵や。
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2013/12/04(水) 21:35:54.05 ID:3jw/gLCy0
こんな毎日やな、となんでもなく話すＴさんを見て
寺生まれってやっぱすごいと私は思った。
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:38:25.92 ID:3jw/gLCy0
何だろ...あれ。
遠くからだからよく分からないけど、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:40:31.02 ID:3jw/gLCy0
『あれ、新種の案山子（かかし）じゃない？きっと！今まで動く案山子なんか無かったから、
農家の人か誰かが考えたんだ！多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ！』
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2013/12/04(水) 21:41:29.85 ID:3jw/gLCy0
兄は『おい...まだ動いてるぞ...あれは一体何なんだ？』と驚いた口調で言い、
気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。
兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー！』と言い、はりきって双眼鏡を覗いた。
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:42:33.08 ID:3jw/gLCy0
すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:44:44.94 ID:3jw/gLCy0
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ......』
すでに兄の声では無かった。
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:45:25.56 ID:3jw/gLCy0
しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:46:07.37 ID:3jw/gLCy0
しかし、兄は…。
よし、見るしかない。
どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめないと！
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/04(水) 21:49:54.66 ID:3jw/gLCy0
「そこまでだ！」
突然、まばゆいばかりのスポットライトがステージを照らす
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