過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第23位【アラフォーマーズ】
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388: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2013/12/07(土) 10:07:28.53 ID:sVjet5Kco

京太郎(とりあえず、待ち合わせ場所変えるようにメールして……と)

京太郎(……)

京太郎(……ま、俺風に言うなら『拳は剣より強し』ってとこか?)


 ゆらりと、身を起こす。

 剣呑そうな雰囲気を湛えた一団を見やり、静かに息を絞る。自然と丹田に力が宿る。

 そのまま、一歩。

 踏み込むと同時に左の掌底。強烈な一撃で脳を揺さぶり、戦闘不能に。

 更に、二歩。

 踏み出しを兼ねた体重移動と共に繰り出された右足が、地面すれすれを這い、足を崩して転倒させる。

 そして、三歩。

 足払いを行った右足で地面を踏み締めると、後ろ回りに繰り出される直蹴り。横蹴りが、腹部にめり込み悶絶。

 四歩目。

 蹴った左足が地を捉えると同時に、飛び上がる京太郎の身体。

 両膝が顎先を捉えて、一名が白目を剥く。重力を振り切る運動エネルギーを持った、強烈な一撃。

 着地、せず。

 空中で左右に繰り出される二本の足。両側に伸びるそれが、二人の男の顎を射抜いた。

 その後、落ちる身体。地球の縛りを取り戻す肉体。

 両足で接地。これが五歩と六歩。


 紫電一閃。

 電光石火。

 疾風迅雷。


 六歩で六人を戦闘不能に。一歩で、一人の自由を奪う。

 これこそが須賀京太郎。

 これが――オカルトスレイヤー。


京太郎(……突き止められた、ってことか?)

京太郎(ま、あの二人を守りながら戦うってのは……そう難しいことじゃないぜ)

京太郎(覚悟はいいか? ……俺はできてる)




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