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2013/12/06(金) 18:47:03.08 ID:ziINDVrI0
秋せつら「第二次世界大戦の終戦間近、旧大日本帝国では『ある戦法』を使って戦争をしていた。米軍兵士のある者は驚愕し、ある者は嘆息し、ある者は恐怖したという」
秋せつら「明治維新以来、外国の毒に晒され続けた日本の魂は、ある意味では死んでいた。その毒によって汚染された魂が生み出した戦法が『特攻』だ」
秋せつら「人間魚雷や人間爆弾で航空母艦や戦艦などの主力艦艇に体当たりする。魚雷の威力は主力艦を撃沈できるほどだったが、航空特攻で撃沈した主力艦は存在しない」
秋せつら「俺たちはその再現をしようとしている。ゴジラに対抗するには、これしかないんだ・・・!」
北京の霧がかった空を、一機の戦闘機が飛んでいた。機体の下には、窓の無い小さな航空機が据え付けられていた。特攻兵器『桜花』だ。秋せつらは桜花に乗り、剣士は戦闘機の操縦をしている。
秋せつら「まさか、こんなに簡単に桜花を支給してくれるとは思わなかったな」
剣士「プーチンは出撃直前まで秋を引きとめようとしてたけどな」
秋せつら「ああ。事前に本隊がゴジラに攻撃を加えても意味なかったからな。護衛艦を溶かすくらいだ、当然だろうな」
秋せつら「だから、カドミウムを詰めた桜花で奴の口に突っ込むしかない。通常のミサイルじゃゴジラの口を狙うことは不可能に近い。だから、自分で判断できる爆弾が必要だったんだ」
剣士「秋・・・」
秋せつら「ま、これも当然の成り行きだ。安価は絶対だからな・・・行くぞ、剣士」
剣士「ああ・・・!」
戦闘機の腹から桜花が切り離され、北京市街を歩きまわっているゴジラに猪突猛進する。ゴジラも接近中の物体に気づき、放射熱線を発射する。
秋せつら「無駄だ!」
桜花は急上昇し、熱線を回避した。そのまま、ゴジラの大口に吸い込まれるようにして突っ込んでいった。
秋せつら「俺は絶対にネコショウグンを倒す!ただ、まだ生きていたいとも思う・・・>>78、俺の命運、お前に託すぞ!」
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