80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/06(金) 19:22:18.14 ID:ziINDVrI0
メフィスト「あれが、せつらと同じ名を持つ少女か・・・」
ゴジラに特攻を仕掛けるF-15Jと桜花を見やったドクター・メフィストは、嘆息混じりの一言を呟いた。
メフィスト「所詮、偽物は偽物だ。だが、私は彼女を助ける義務がある」
メフィストは一歩踏み出し、事前にゴジラの顎に巻きつけておいた妖糸を後ろに引く。すると、閉じようとしていたゴジラの口が開いたまま動かなくなった。
メフィスト「私にできることはここまでだ。後は自分でやれ、せつらの妹」
メフィストが背を向けるのと、桜花がゴジラの口に突っ込むのはほぼ同時だった。爆発した桜花の弾頭から大量の砂状のカドミウムが放出され、ゴジラの口内で渦を巻く。その様子を剣士は上空で見守っていた。
剣士「秋・・・」
秋せつら「誰が死ぬか!俺はまだここにいる!」
ゴジラの口から、カドミウムまみれになった秋せつらが這い出てきた。
剣士「秋!よかった、無事か!?」
秋せつら『ああ、無事だ。うあっ!』
剣士「ゴジラが苦しんでいる・・・秋、早く逃げないと振り落とされるぞ!」
秋せつら『どこにも降りられないんだって!』
剣士「そ、そうか、あの高さじゃ、例え助かっても骨が何本か犠牲になりそうだな・・・どうする、>>83?」
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