過去ログ - レッド「………この町へくるのも久しぶりだな」
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[saga]
2013/12/03(火) 20:15:01.72 ID:YFoNEjjC0
由良里「――――――ですから維織さまは社長であることの意味が理解できていない、いえむしり理解できているにも関わらず周囲への依存が非常に高く、その結果めんどくさいと一言で片付けられることで、部下であるわたし達、いえ主にわたしが非常に迷惑を被っているのは真実であり、それに伴い「お姉ちゃん」と呼べと毎回しつこく迫られるものですから、それはそれは世間で言うところのパワーハラスメントではないか…」
パワポケ(かれこれ一時間近くたっているのに…まだとまらないよ…)
維織「…………も、もう許して」
パワポケ「ね、ねぇ?」
由良里「なんでしょうか?」
パワポケ「そろそろ日も暮れてきたし…その辺で勘弁してもらえないかな?」
由良里「…そうですね、わたしとしたことが少し向きになってしまいました」
由良里「ではお部屋に戻られてから、また続きを致しましょう」
維織「ひっ…」
パワポケ(Sだなこの子)
由良里「では維織さま、そろそろ戻りますよ、体も冷えてきたことですから」
維織「………わかった」
パワポケ「…じゃあおれはこの辺で」
スタスタスタ
ガシィ
維織「………許さないといったはず」
パワポケ「………ごめん、おれにはやらなくちゃならないことがあるんだ!」
維織「聞き飽きた」
パワポケ「………い、妹が手術で」
維織「わたしの所で最高の医療を提供する」
准「パワポケさんって天蓋孤独じゃなかったっけ?」
パワポケ「………俺は…人間じゃないんだ…だから君とは…」
維織「知ってる、だからなに?」
准「もしかしてパワポケさん、たまたまこの町で見つかったとか思ってるの?」
パワポケ「ち、違うのか!?」
准「ずっと監視はつけてたんだよ?でも維織さんがパワポケさんの意思を尊重したいって言うから無理には連れ戻さなかっただけで」
パワポケ「そんな馬鹿な!」
准「……ちなみに結構な数の女性とさ…会ってたみたいだけど…」ジロリ
パワポケ「そ、そんなところまで見てたのか!?」
准「あはは、さすがにそこまでは知らないけど………やっぱり会ってたんだ?」
パワポケ「うっ…」
ギュゥ!
パワポケ「いてて!い、維織さん?」
維織「…………かなり我慢した」
パワポケ「ぅぅ…」
准「まっ、というわけだから、言い訳はできないよ?」
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