過去ログ - 禁書多数決安価SS 「今日は平日」
↓ 1- 覧 板 20
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/03(火) 09:10:22.19 ID:GaRocPRo0
――夢の中
佐天「ちゃんらーーーーーーーーーーーーーーーんっ!」
佐天「初めましての方には初めましてっ!二度目のあなたにはどーもですっ!」
佐天「みんなのアイドル、佐天涙子ですっ!」
上条「……はぁ」
佐天「最初から溜息って!?」
上条「……だって夢じゃん、これ?違うの?夢じゃないの?」
佐天「そりゃまぁはい、夢ですけど」
上条「……ごめん今、俺メンタル的に一杯一杯なんだ。遊ぶんだったら、他行ってくれないかな?」
佐天「ちょ!?待って下さい!最後まで話は聞きましょう、ねっ?」
上条「……あのさぁ、夢って事は、佐天さんは俺の妄想だって事なんだよね?」
佐天「うーん、どうでしょうねー?そこら辺は、なぁなぁで済ませとけって指示が」
上条「少し冷静になって考えてみようか?俺ら、基本そんなに接点は無いじゃない?」
上条「俺から見て知り合いの友達だし、そっちからは友達の知り合いじゃない?」
佐天「いやぁ、御坂さんの『知り合い』って括りはちょっと。ご本人聞いたら泣くと思いますよ?」
上条「そんな顔見知り程度の相手をだよ?よりにもよってクリスマス――じゃなかった、えっと何て事無い平日の夜に夢見るって」
上条「俺どんだけ追い詰められてるの、って思うじゃない?」
佐天「でも夢なんてそんなもんじゃないですかねぇ?割と脈絡無いのとか来ますよ?」
佐天「ほら、あたしが変形ロボに乗って戦ったりとか!」
上条「よせ。遠回しに明貴先生の無駄遣いとか言うんじゃない!」
上条「つーか向こうは御大なんだぞ!?普通はあの人がデザインした機体は主人公か赤いのが乗って戦うんだからなっ!?」
上条「それをまた……なんつーか、ゴミみたいにぶっ壊して何やってんの?」
佐天「いやぁ、あたしに言われましてもね。はい」
上条「……あぁごめん。もしかして俺がそれ言いたかっただけかも知れない」
佐天「いやいやっ、そうじゃないんですってば。今回の企画は違うんですって」
佐天「クリスマスの妖精的なアレらしいですよー――って壁に頭打ち付けちゃダメですってば!」
390Res/139.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。