過去ログ - まほ「西住流に、逃げるという道はない」操縦手「いいから始めようよ。隊長」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/12/03(火) 17:10:33.71 ID:D6GNVKhAo
操縦手「でも、勝つのはこっちだよ」
通信手「うん。絶対に撃破しないと」
装填手「自分たちにそれ以外の選択肢はありません」
砲手「ああ。この大会で優勝するために、あたしたち3年生の今までがあったんだ」
装填手「あの…」
砲手「何だ」
装填手「この車内には、私という2年生も一人、いるんですけど…」
砲手「お、そうだったな。お前ってこのチームに馴染んでるから、つい」
装填手「そう言ってもらえるのは、嬉しいですけど…」
操縦手「何か不満?」
装填手「いえ…何だか、2年生らしくないとか、態度が大きいとか、遠回しに言われてるような…」
通信手「変なこと気にしないで。黒森峰最強チームの一員として、認められてるってことだよ」
装填手「はい、ありがとうございます。このティーガーに乗る自分たちは、我が校最強です」
操縦手「超高校生級の選手、西住まほを車長とする隊長車に乗る、最強チーム」
砲手「あのW号は、そんなあたしたちにケンカを売ってるんだ。その報いを受けさせてやるぜ」
エリカ『隊長、我々が行くまで待っていてください!』
まほ「……」
通信手「まほちゃん。エリカがああ言ってるけど、どうする?」
砲手「おい、まほさんよぉ。いつまであいつと見つめあってる気だ?」
まほ「……」
通信手「まほちゃんって、みほちゃんが大好きだもんね。お熱いことで」
操縦手「いいから始めようよ。隊長」
装填手「やっぱり、エリカ…いえ、副隊長たちを待つんですか?」
まほ「前進。左へ回頭」
操縦手「OK、そうこなくちゃ」
グオォォォン
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