過去ログ - 【微・欝】少女「今日泊めてくれませんか?」男「タダじゃね……」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 21:40:08.35 ID:ZOav9PZDO
とある都会の駅前の夜
1人でベンチに座ってる10歳ぐらいの少女を見掛けた

1時間後、同じ場所に戻ってくると、その子はまだ同じ場所に居た




男「お前何時までそんな所に座ってる気だ?」

少女「……え?」

男「もうすぐ10時越えるぞ?さっさと家に帰らないと補導されるぞ。」


少女「…………」


男「……もう1時間以上はそこで座りこんでるな。帰りの電車賃無くしたのか?」


少女「………」


男「………。」


スッ

少女「!?」

男「ほら、千円あれば十分だろ?」

少女「あ……あの……」

男「それとも千円以上もかかるぐらい遠い所にウチがあるのか?」


少女「…………」

男「………受け取るのか断るのか、どっちか決めてくれねーか?」


少女「………」



男「………お前、目立ってるぞ。」

少女「え?」

男「1時間前にここを通った時にベンチで1人座ってるお前を見たんだが、明らかに場違いな雰囲気を醸し出してた。
1時間経って戻ってきても、全く同じ姿でぼーっとしてるしさ……」


少女「…………」

男「家に帰らなくてもいいが、いい加減に場所かえろ。じきにお巡りが来るぞ。
……じゃあな。」



少女「………ま、待って!!」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/03(火) 21:51:56.25 ID:ZOav9PZDO
少女「あ、あの……」

男「……何?何か用でもあるのか?」

少女「い、いや……あの……」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 21:59:12.81 ID:ZOav9PZDO
男「知らない兄ちゃんにホイホイ付いてくるとは、よほど行き詰まってるんだな?」

少女「………」


以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 22:08:14.24 ID:ZOav9PZDO
一旦わざと彼女から離れてみた
彼女がどんな反応をするのか見たかったから



以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 22:18:25.05 ID:ZOav9PZDO
男「お待たせ。待った?」

少女「!!……お、遅いよ……」

男「え?そうかな?悪い悪い。」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 22:31:48.67 ID:ZOav9PZDO
男「捨てた?」

少女「……うん。」

男「捨てたって……持ってたのか?今まで……」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 22:43:50.09 ID:ZOav9PZDO
男「電車に乗ったらこれ系話はやめるぞ。
隣の人に変な目で見られたくないしな。」


少女「………」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/12/03(火) 22:55:23.46 ID:ZOav9PZDO
男「くだらないよな。兄妹を演じるお芝居とか。
もう二度とやりたくないな……」


少女「………」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/03(火) 23:04:57.93 ID:ZOav9PZDO
男「バカ!!こんな夜中に道端で大声出すなって……」

少女「だ……だっで……ひっぐ……」

男「と、とりあえず……ウチに来い!だから落ち着けって!」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/04(水) 00:18:04.71 ID:3HsZFj1eo
鬱はいいけど、ハッピーエンドですよね?


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