過去ログ - 海未「穂乃果って、誰です……？」
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2013/12/05(木) 01:06:55.96 ID:8PHq7+C/0
真姫「そうよ。これから図書室に行って自習するところだったの」
ことり「今日は、音楽室には行かないの？」
真姫「……そ、そんなヒマはないわよ。私、大学は医学部に行かなきゃならないの。ああやってのんびりピアノを弾いたり歌ったりなんてのは、もう終わり」
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2013/12/05(木) 01:07:28.25 ID:8PHq7+C/0
真姫「どいて。……まったく、時間を無駄にしちゃったわ」
ﾂｶﾂｶﾂｶ
ことり「……真姫ちゃん」
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2013/12/05(木) 01:08:12.43 ID:8PHq7+C/0
―屋上へ続く階段。
ことり（……）
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2013/12/05(木) 01:08:53.88 ID:8PHq7+C/0
ことり「！！海未ちゃん……！」
海未「ことり……」
ことり「どうしたの？こんなところで」
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2013/12/05(木) 01:09:49.49 ID:8PHq7+C/0
ことり「え？」
海未「初めに聞いたときは、何てばかげた話だろうって、思ったはずなのに……ふと気づいたら、ことりと一緒に歌ったり踊ったり、そんな自分を想像するようになってしまって……」
ことり「海未ちゃん……」
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2013/12/05(木) 01:10:21.28 ID:8PHq7+C/0
海身「もし……」
ことり「……？」
海未「もし、私たちが……そのμ’sというグループでアイドル活動をしていたとしたら……それでもことりは、海外留学をしていたのですか……？」
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2013/12/05(木) 01:10:59.19 ID:8PHq7+C/0
海未「生徒会長……？」
ことり「絵里ちゃん、希ちゃんも……」
希「ふふっ。やっぱり、不思議な巡り合わせがあるみたいやね、絵里ち」
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2013/12/05(木) 01:11:46.29 ID:8PHq7+C/0
海未「やはり、廃校を今から撤回させようとするなら、根本的な手だてが必要でしょうね。うちの学校に来たいと思わせるような、魅力的な何かがないと……」
希「スクールアイドル……とか？」
海未「え……？」
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2013/12/05(木) 01:12:32.96 ID:8PHq7+C/0
絵里「……確かに、このところしょっちゅう考えるわ。かつて憧れたバレエの舞台のように、もし今の私にそんな場が……大勢の人たちの前で歌ったりする場が与えられたとしたら、どうするんだろう……って」
海未「生徒会長も……」
絵里「考えるだけよ、もちろん。でも、考えれば考えるほど、絵空事じゃないように思えてきて……」
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2013/12/05(木) 01:13:23.12 ID:8PHq7+C/0
花陽「あっ、えっと……南先輩？」
ことり「どうしたの？二人して……」
花陽「……なんとなく、屋上に来たくなって……」
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2013/12/05(木) 01:14:02.22 ID:8PHq7+C/0
真姫「呆れた。あなた、誰かれ構わずそんな話をしてるのね」
ことり「真姫ちゃん！？」
花陽「に、西木野さん？なんでここに……？」
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