過去ログ - 女騎士「私は最初っから最後までクライマックスだぜえ!!」
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39:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/12/05(木) 02:02:57.98 ID:yvUSrMiIo
騎士ほ「……はじめまして、ディナダン卿」

ディナダン「あら、まあまあ……ごきげんよう、はじめまして。今朝まで共和国にいたんですって? 大変ねえ……」

騎士ほ「いえ……円卓の皆々様方に比べれば。どうか、卿も私どもを存分にお使いくださいまし」

ディナダン「おばあちゃんには孫の手が一本あれば十分よ、若い子は私なんかに構う事ないわぁ」

騎士ほ「ご謙遜を……」

ディナダン「おばあちゃんは、裏方でコソコソいじわるでもさせてもらうから、ねえ」

騎士ほ「……して、本日は私めに何用でございましょうか」

ディナダン「何用……そうねぇ、それじゃあ単刀直入に、あなたに聞かせてもらおうかしらぁ」

騎士ほ「(クソババア……やはり、何か腹に一物忍ばせているか。わざわざ竜騎兵長の名を使って、小賢しいマネを……)」

ディナダン「私が、極東皇国の幕府と繋がりがある事は知っているわよね?」

騎士ほ「……ええ、もちろん存じております。夫を失い、竜騎兵を志願する上での目標である卿の事は、それはもう」

ディナダン「あらぁ、お世辞かしら?」

騎士ほ「拙い世辞ですが、ぜひお受け取りくださいまし。
両国との間に結ばれた修好通商条約、幕府側の不平等改善に尽力なさっている卿のお志、まさしく騎士の鑑にございます」

ディナダン「悪い気分ではないわねぇ……それじゃあ……」

騎士ほ「……」

ディナダン「幕府のおチビさんを通して、アジ=ダハーカの腹の内を探っていた事も御存知かしらぁ?」

騎士ほ「!?」

ディナダン「共和国の演説……さぞご立派だったみたいねぇ……6年も前だから忘れちゃったかしら? 実行犯さん?」

騎士ほ「(この……ババアッ……!! わ、私を……探っていやがったのかッ……!? まさかッ……!?)」


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