過去ログ - 女騎士「私は最初っから最後までクライマックスだぜえ!!」
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810:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/12/18(水) 01:24:07.36 ID:0ri/27R8o
女騎士「……は?」

ダキニ「いや……いや失礼、つい……感極まってしまってな……はぁぁ……」

女騎士「デカくなったと同時に脳みその容量が反比例してノータリンになっちまったのか」

ダキニ「……あぁ……いいぞお、もっと……もっと妾に話しかけてくれ、妾に構ってはくれんか?」

女騎士「……まじで気持ち悪い、やめて」

ダキニ「フフフ……ウフフフ……」

女騎士「大体よぉー、お前ら極東の妖怪ってぇのは魔物どもと似たようなもんなわけだろ?
役に立つとはいえよぉー、あんま調子こいて私らなめてっと聖剣さんキレるよ? 聖剣さんかちキレるかんな」

ダキニ「なめる……ああ、頬ずりして舐めてやりたい、それくらい好きだ。大好きだ。
昔はたっくさん、それはもうたくさん妾と遊んでくれたのだ。民草揃って、妾の相手をしてくれたし……
妾もたっくさん、それはもうたくさん人間の為に……すこしばかり、豊作を与えてやった。そうすると、それはもう……」

女騎士「はあ……そうですか」

ダキニ「だがなぁ……列島が武将に統一されて、大陸人との貿易が盛んになって、幕府ができて……
……大陸の教会の言う神を信じる教義が流れてきて。そのうち、妾たちの暗闇はガス灯にかき消されていってしまった」

女騎士「自然の摂理だ、滅びてどうぞ」

ダキニ「ああん、汝はつれないなあ……だがなぁ、そうして妾を認識して構ってくれる事自体が、妾にとってこれ以上ないくらい……」

女騎士「(極東ってのはオカシイ奴ばっかり揃ってやがるな……)」

ダキニ「妾とて、鬼どものように人間をいじめ尽くす事が嫌いなわけではない……
だが、だがなぁ……苦悶に歪む顔よりも、快楽で理性が決壊したとろけ顔の方が……可愛らしいではないか」

女騎士「(プリン食べたい)」

ダキニ「秩序というものはだな……隣人の背に刃を突き立てない、そんな程度のタガでいいのだ……
欲望を押しこめて、それで憎悪と悲哀が膨れては仕方なかろう……禁欲主義は悪魔の囁きぞ……」

女騎士「あ、そうですか……」

ダキニ「……もう少し話を聞いてくれたら、このカルメ焼きをくれてやろう」

女騎士「……」


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