過去ログ - 女騎士「私は最初っから最後までクライマックスだぜえ!!」
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859:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/12/19(木) 00:46:59.87 ID:PP07KLfxo
妹「どいつもこいつも……絶対許さねえ……一列に並べて全員ぶち殺してやる……くっそがぁぁ……!! あああ、痛ェェ……」

ウルスラグナ「まあ、なんと過激な……普段の穏やかなあなたにお戻りください、マスター」

妹「(骨董品の癖にベラベラ鬱陶しい奴……! 天使に化けるわ、鞘に収まってるのに喋りかけて来るわ……!!)」

ウルスラグナ「まだ痛みますか? お可哀想に、この寒さも堪えるでしょうに……」

妹「あんたみたいな幽霊国宝に……マスター呼ばわりされるイワレは無くってよォ……!!」

ウルスラグナ「しかし……このウルスラグナの現在のマスターは貴女でございます。これも教皇庁、ひいては我らが父のお導き……」

妹「私のオシャカになった左手指の事もカミサマのお導きィ……? クソッタレがぁ、なぁにがカミだ、手首ぶった切ってやりますわァ」

ウルスラグナ「まあまあご安心を……主はあなたの運命にも等しく慈愛を与えてくれる事でしょう、その為のこの私にございますよ」

妹「魔王軍と教皇領を行ったり来たりのナマクラがあ……今度は私を食い物にする気ですのねェ、わかってますのよ!?」

ウルスラグナ「まさか……あまりこうした事は言いたくありませんが、持ちつ持たれつという事でもありましょうや」

妹「はあぁ?」

ウルスラグナ「おや、雷帝閣下からこのウルスラグナが持つ天威をお聞きにはならなかったのですか」

妹「天威ですってェ……孫の手にもならないナマクラが聖遺物気取りィ? 生憎私はそんなオカルト信じませんのよぉ」

ウルスラグナ「今すぐに、とは言いません。主は信ずる者すべてをお救いになられます……私の天威は、必ずや貴女を幸福へ導くでしょう」

妹「(連合の豚どもがァ……ちょこーっとミスっただけでこんな目付け役持たせやがってぇぇ……
平民が数十万くたばったからって何だってんですのぉ……? 黙っときゃバレやしないのに、あの雷帝とかいうチビガキめぇ……!!)」

ウルスラグナ「我が天威は『勝利』。マスターの人生という名の旅路に、常勝という花道を捧げましょう……」


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