過去ログ - 女騎士「私は最初っから最後までクライマックスだぜえ!!」
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ゴミクズ
◆nJFtHmO8u2
[saga]
2013/12/19(木) 02:19:28.86 ID:PP07KLfxo
パンッ
姉「きゃあ……か、閣下ぁ?」
エルフ三男「……」
妹「う、う、うはははは……あ、当たったら、当たったらどうしてくれるんですのぉ、死んじゃいますわよぉぉ!!」
エルフ三男「(剣なんかに……弾かれた!? ウソだろ!?)」
姉「ね、ねーえ閣下ぁ」
妹「あらー、お久しぶりでございます大姉様ァ、お得様がお呼びですわよぉぉ?」
姉「おとくいさま……あの子のところぉ? おじさん達じゃないのー?」
妹「ええ、ですからすぐにお戻りくださいな……私と一緒に来てくださいな」
エルフ三男「動くな、次は額に当てるッ!!」
妹「当てられるもんなら当ててみやがれぇ、ホネカワスジのヒョロガリエルフがよぉー!! 撃てよ、ほらぁ、やってみるがいいですわぁ!!」
エルフ三男「(さっきも殺すつもりだったんだよトンチキがッ!!)」
妹「手癖が良くありませんわねぇー、仮にも貴族の一人である大姉様を攫って逃避行ですのぉ? そういうのは良くない、実に良くありませんわぁ」
エルフ三男「(目的を察するに、十中八九この女が有していた聖剣……! しかも、あいつが手にしている妙な光を放つ剣もまた聖遺物か……!)」
姉「か、閣下ぁ……ねえ、閣下ってばぁ……どうするのぉ、どうすればいいの?」
エルフ三男「……たった一つだけ、残った策がある」
姉「さくぅ?」
エルフ三男「とっておきのヤツがな。あの女の脚を見ろ、マヌケな事に飛び降りた際にどっかしらへし折ったらしい、
気味の悪い事に、徐々に治癒していっているのが分かるが……そこが付け目だ」
姉「ねね、ねーえ……そ、それってなんなのぉ」
エルフ三男「こっちも足を使う」
姉「足ですって! 足をどうやってぇ!」
エルフ三男「逃げるんだよォ!! クソビッチィィーーーッ!! どけーっヤジ馬どもーッ!!」
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