過去ログ - 女騎士「私は最初っから最後までクライマックスだぜえ!!」
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904:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/12/19(木) 03:44:04.03 ID:PP07KLfxo
妹「うくく……逃げてる逃げてる、逃げてるなぁ……無駄無駄無駄無駄、ぜぇんぶワカってんのに無駄なんですぅー!」

ウルスラグナ「マスター、我々も動かねば……」

妹「いいーんですわよぉー、上の者がチョロチョロ小間使いやって部下を甘やかしても良い事はないんでしてよぉー?
頭はこうしてエモノの情報を逐次把握、手足は迅速に頭の指令を忠実に守って職務を遂行する……」

ウルスラグナ「……しかし、この地域であまり派手な作戦行動はとれないのでは? 
三国の兵がどこにも駐在しております、情報部の指揮系統下にある憲兵団の行動はかなり制限されるかと……」

妹「ヒョロガリ一匹に乳ウシ一頭ひっ捕らえるのに、大の大人が四苦八苦。さすがにそこまで無能ではないでしょう」

ウルスラグナ「ですが、相手はアジ=ダハーカの庇護にあずかる悪鬼の手先……聖剣のチカラを持つマスターが出ねば……」

妹「……ふん、私ぃ? やっぱり私が出なきゃあダメぇ?」

ウルスラグナ「もちろんにございます。マスターには、この私が力をお貸しします……」

妹「あーーーー、そうですわよねぇーーー、使えない凡人どもには私がついてないといけませんわよねぇーーーー!!
でもいいのかなぁーーー? 人外のはんぱねー能力を凡人どもに使ってもぉー……ここはオトナの対応をしなきゃいけないと思いますわぁ」

ウルスラグナ「オトナの対応とは……?」

妹「私が本気出したらみんな驚きますわ、それはそれはびっくらこいちまいますわぁ。それであんまりビビらせるのも可哀想ですしぃ……
神に選ばれたる勇者であるこの私が!! 不必要にそういう騒動を起こす事も無いと思うんですの!! でしょ!?」

ウルスラグナ「なるほど!」

妹「実力は小出しに小出しに……我慢してちょびちょび使わないとぉ……何といいますの? カタルシスが得られないではありませんか!
そもそもぉ……このチカラを愚民どもが超速理解できるはずもございません……クズどもに合わせてやるのも大切なのですわぁ!!」

ウルスラグナ「さすがは私のマスターでございます……」

妹「あー困っちゃいますわぁー、私は平穏無事な生活を送りたいだけなのに、ある日突然血脈のせいで神のチカラを授かってしまって、
それでも謙虚に謙虚につつましく生きていくのは本当にもどかしくてつらいですわぁー、あーつれえつれえ!!」


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