過去ログ - 第六駆逐隊の日常 -SS速報VIP

過去ログ - 第六駆逐隊の日常

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11: ◆wEOZTlggVQ
2013/12/06(金) 17:09:47.01 ID:TNCKA+Ea0

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響「そんなに迷うことかい？」

司令官「いや・・・如何せん好き嫌いなどなくてな」

響「ふーん、じゃあ大丈夫そうだね」

司令官「ん？」

そういうと響は俺の隣にちょこんと座り、何やら箱を取り出した。

響「これ、食べてみてよ」

司令官「これは・・・サンドイッチか？」

箱を開けると中には綺麗にサンドイッチが並べられていた。

響「そうだよ、試しに作ってみたんだ」

司令官「ふむ、頂こう」

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一口かじってみる。少ししょっぱいかな？

塩加減が少し多い気がする。

響が期待と不安の入り混じった表情で見ている。

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響「ど、どうだい？」

司令官「ふむ、少し塩が多い気がするな」

俺は素直にそう言った。

響「そうか・・・」

司令官「だが悪くない。お前の優しさが詰まってるのがわかるよ」

そう言うと響はなぜか頬を紅潮させて俯いてしまった。

響「司令官は・・・意地悪だ・・・」

司令官「ん？何か言ったか？」

響「いや、気にしないでくれ」

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