5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/06(金) 01:11:10.26 ID:bV1zFA7X0
バスに乗って家へと向かった。
駅付近こそは昔の面影を殆ど残して無かったけれど、街から離れるにつれてあまり形の変わっていない故郷
が見えてきた。
バス停から20分歩くと家が見えた。
無駄に広い庭にある大きな木を見て、懐かしさを感じる。
「今日はわざわざ悪いね、由井ちゃん」
「いいよ、楽しいし」
「本当に?」
「うん」
「ふぅん」
俺は目の前の我が家を見上げる。
「…ここは変わんないな」
「それは、嬉しい?」
「微妙」
俺は苦笑いで答えた。
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