38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/07(土) 00:03:11.72 ID:SaBRdLdzo
P「これでアイドルは全部かな」
「なかなか面白かったですわ」
P「どのアイドルが一番よかった?」
「そうですわね。……あなたのアイドルが一番よかったですわ。
池袋晶葉さんでしたわね」
P「え? なんで俺が晶葉のプロデューサーだって知ってるんだ?」
「無意識でしたの? 彼女の時だけ雰囲気も視線も全然違いましたわ。
それにスーツ姿でショーを見に来るくらいですもの。相当なファンで
あることくらいはわかりますわ」
P「でもプロデューサーとは特定出来ないはず……」
「私はあなたのアイドルとしか言ってませんわ。もしもファンであれば
あなたのお気に入りのアイドルとして受け取るか言葉足らずで理解出
来ないですわ」
P「なるほど。つまり自意識過剰だったと」
「簡単に言えばそういうことですわね」
P「……バレちまったら仕方ない。どうだい、アイドルやらない?」
「やってみたいという気持ちはありますわ。ですが父が許してくれませんわ」
P「でもキミは一人でここに来るくらいは興味があるんだろ?
だったら父親に聞いてみてもいいんじゃあないか?」
「一人というのは少々語弊がありますわ。おそらくそろそろ……」
タッタッタッ
「お嬢様! やっと見つけました!」
「ごめんあそばせ。どうしても見たいものがありましたの」
P「え、お嬢様?」
「……あなたはなんですか」
「わたくしの話相手になってくれた人ですわ。それでは行きますわよ。
また機会がありましたらお会いいたしましょう」
「失礼します。お嬢様、待ってください!」
P「……行ってしまった。お嬢様って言われてる人初めて見た。
さっきの人は護衛の人なのかな」
晶葉「何ボサっとしているんだ」
P「おおう、もう終わったのか」
晶葉「この後予定があると話を通したのは助手だろう。
先に帰らせてもらえたんだ」
P「ああ、そんなこと言ったな。じゃあ行くか」
晶葉「そうだな」
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