28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 16:09:34.13 ID:+Oyxot1X0
はるかさんは何度も飛び跳ねては土に身体を擦りつけています。
そのせいか、垂直に掘ったはずの壁が削られ、丸みを帯びていました。
これって……
「伊織ちゃん、これ持って!」
「わっ、ちょ、ちょっと!」
スマートフォンを投げるように返し、私はすぐさま穴に両手を伸ばしました。
かなり深い穴でしたが、はるかさんのジャンプと合わせるとギリギリ届きそうです。
私が伸ばした手に、はるかさんが向かってきました。
「かっか!」
すかっ。
「かっか!」
すかっ。
もうちょっと……もうちょっと!
必死で身を乗り出して両腕を目一杯伸ばしました。
「はーるかっかーー!」
はるかさん渾身のジャンプ。右手が生暖かい何か包まれる感触がありました。
左手で抑えながら急いで引き上げると、はるかさんが私の右手をもにゅもにゅしていました。
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