過去ログ - 大原みちる「マイケルという名のパン屋さん」
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8: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/08(日) 13:07:26.10 ID:nqEPJ4p70
みちる「ああ……やっぱり『マイケル』のクリームパンですねーーはぴはぴぃ……」

P「……ん?そのパン、マイケルって人が作ったのか?」

みちる「いいえ、違いますよー」
以下略



9: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:08:35.61 ID:nqEPJ4p70
P「ふーん……もしかして」

仁奈「どーしたのですか?」

P「いや、気になることがあってな。みちる、今度俺にも連れてってくれよ」
以下略



10: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:12:25.19 ID:nqEPJ4p70
その日の午後・『マイケル』

みちる「こーんにーちはー!」カランカラン

「おや、みちるちゃんかい?いらっしゃい」
以下略



11: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:13:15.52 ID:nqEPJ4p70
「……ん?今日はみちるちゃんのお友達も一緒かな?」

みちる「あ、はーい!こちらプロデューサーさんです!ほら、私アイドルですので!」

P「どうも、みちるがお世話になっているようで……。私、こういう者でして……」
以下略



12: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:14:07.64 ID:nqEPJ4p70
みちる「ささっ!おじーちゃん!カレーパン4つくださいな!」

P「待て待て、まだみんながみんなカレーパンって決まったわけじゃ……」

「ほっほっほ、そんなに慌てんでもパンたちは逃げんよ」
以下略



13: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:16:01.82 ID:nqEPJ4p70
みちる「はぐっ!もっしゃもっしゃもっしゃもっしゃ……」

仁奈「ふーっ!ふーっ!はむっ、もぐもぐもぐ……」

「「………おーいしー!!」でごぜーます!!」
以下略



14: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:19:01.41 ID:nqEPJ4p70
P「いやあ、すみません、ただでいただいてしまって……」

「いえいえ、こちらも彼女にはずいぶんお世話になっていまして……」

「ショーウインドーにへばりついていた彼女を初めて見たときは何事かと思いましたがね」
以下略



15: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:20:10.78 ID:nqEPJ4p70
「私の妻が……もう亡くなってけっこう経つんですがね、好きだった歌があるんです」

「その名もずばり、マイケルという名のパン屋さん」

P「あ、やっぱり。谷山浩子さんの曲ですね?」
以下略



16: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:23:48.06 ID:nqEPJ4p70
「そうですか……。いや、驚きましたよ」

「何しろあのみちるちゃん、初めて私の作ったクリームパンを食べて一言、『クリーム〜♪』って、あの歌みたいに」

P「あ、ああ!あっはっはっは……!まさに今日の朝、言ってましたよ」
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17: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:27:01.60 ID:nqEPJ4p70
「いやあ、人生長く生きていれば色々なことを経験するもんです」

「脱サラして妻と二人で始めたこのパン屋ですが……」

「うまく軌道に乗せるまでが大変で……、私もずいぶん妻に辛く当たったものです」
以下略



18: ◆Xh.MVoNL.A[sage saga]
2013/12/08(日) 13:28:48.70 ID:nqEPJ4p70
P「……どういうことですか?」

「いやね、私ももうトシだし、息子たちはみんな自立していますし……」

「最近視力も落ちてきたみたいなんですよ」
以下略



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