74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:37:24.75 ID:m68FEF1P0
幼馴染「…私のが良いよね?」カーッ
男「幼馴染は最高の彼女だ」キリッ
妹「くそっ。どうせ時が経てば垂れるんだよ、あんなの」
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:37:55.43 ID:m68FEF1P0
男「なんで俺の布団の中にいる?」
妹「どうせお兄ちゃんが寝てから入るんだから、大して変わらないかなーって」ウフフ
男「馬鹿かこいつー」ウフフ
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:38:28.91 ID:m68FEF1P0
妹「…お父さんに何を聞いたんです?」
男「…えっとー」
妹「嘘ついたら、お兄ちゃんが寝てるうちに襲います」
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:38:56.76 ID:m68FEF1P0
男「…妹の結婚相手の事」
妹「聞いてたの?盗み聞きしたの?」
男「ごめん」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:39:24.17 ID:m68FEF1P0
男「…ひ、秘密だよ」
妹「うん、秘密で良いよ」
男「…」
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:39:51.52 ID:m68FEF1P0
妹「ところで、その事を聞いてどうするんです?」
男「その結婚を止めたい」
妹「…」
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:40:19.83 ID:m68FEF1P0
妹「気になる事?」
男「俺は一週間前の事も思い出せないって、言ったんだ。まあ確かにそうだけどさ」
妹「3日なんですよね?」
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:40:49.71 ID:m68FEF1P0
横で眠る妹を見ながら、俺は色々と考えを巡らせていた。
しかしだんだんと意識が薄れていき、眠りの世界に落ちて行く。
眠りの世界に完全に落ちる直前に、ボソリ、と何かが聞こえたような気がした。
「あの嘘つき」 、と。
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:41:27.49 ID:m68FEF1P0
あの写真のせいで、こんな夢を見ているのだろうか。だとしたら、あの写真には感謝をしなくてはいけない。
この夢は心地よかったから。
本当に心地が良い夢だ。
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/30(月) 02:42:00.61 ID:m68FEF1P0
でも決して理想の世界なんかじゃない。これは、僕の過去だ。
そうだ思い出した。
この向日葵畑は、昔来たことがある。それも何度も。
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