過去ログ - 双葉杏「明日を落としても」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:46:07.65 ID:zjCwHvrS0
運動もできないし、勉強も最低ラインを下回らなきゃいいって感じで勉強もやらなかったし。

あの頃はコミ障の塊みたいな感じだったからなー。

あれだな、厨二病って奴だな。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:46:53.04 ID:zjCwHvrS0
けれどもあの頃はまだ学校ちゃんと通ってたんだよねー。

今の私じゃ考えられないよ。

なんで学校行かなくなったんだっけ…?
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:47:38.00 ID:zjCwHvrS0

それで次目が覚めた時には知らない部屋にいたっけ。

特に何もされていなかったっけ、手足縛られてる訳でもなく。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:48:14.01 ID:zjCwHvrS0
それからだっけ、私が学校に行かなくなったのは。

外が怖かったとかそういうのじゃないんだよね、確か。

色々あきらめたんだよね、確か。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:48:43.33 ID:zjCwHvrS0
特にしたいこともなく、なにもする気がなかったし、

こんな自分にも愛想が尽きてたし。

もう無理して生きていることないんじゃないかなとか思ってたよ。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:49:20.31 ID:zjCwHvrS0
そんな生活を2年過ごしてたら、ある日急に親が私の部屋へと入ってきた。

「杏ちゃん、アイドルになるわよ」

久々に顔を合わせて言った第一声がこれで、あぁついに頭が…とか思っちゃったよ。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/12/09(月) 03:49:25.19 ID:AXfnKr3Y0
syrup16gか……(悪い予感)


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:49:55.27 ID:zjCwHvrS0
杏『何いきなり訳の分からないこと言ってるの?』

「それがね、東京に住んでる妹がね杏ちゃんの昔の写真をアイドルを募集していた事務所に送ってみたらしいのよ」

なんということをしてくれたんだ、あの殆ど会ったことのない叔母さんは。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:50:41.60 ID:zjCwHvrS0
まぁ行く前に社会復帰(リハビリ)の為に1か月かかったんだけどねー。

いやー喋れるようになるのと歩くのがあんなに辛いとは思わなかったよ。

それで荷物のように抱えられて東京の芸能事務所まで行ったんだっけ。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:51:24.37 ID:zjCwHvrS0
親以外に久々に話しかけられたなーとか思って、つい返答しちゃったよ。

杏「どうでもいいからね、それよりも私は帰って寝たいよ」

そういうとプロデューサーは驚いたような顔をしてたね。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:51:54.90 ID:zjCwHvrS0
プロデューサーがふーむ、と言って腕組んで考え事してる。

「でもさ、ずっと寝て過ごすって今はいいけど段々できなくなってくると思うよ?」

そんなことは知っている、だけど今更どうしろというんだ。
以下略



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