過去ログ - 扇「はっはーっ!沖縄ですごいのをみてしまいましたよ阿良々木先輩」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/09(月) 05:05:04.50 ID:tmLN3E8O0
なぜ?・・・なぜ戦場ヶ原があいつと・・・貝木とこんなところに?・・・
確か元旦は用事があると言って一日いなかったはずだ・・・まさか、そんな。
あの男に会いに、沖縄まで行っていたというのかよ戦場ヶ原っ!なんで、なんでだよ!
扇「・・々木先輩、阿良々木先輩っ、阿良々木せんぱーい!」
暦「っ!?、扇ちゃん?・・・」
扇「気が付きましたか?いやあまったく、まあ気持ちはわかりますよ、なんせ一年のうちの一番大切な日、元旦に
彼氏を放っぽり出して違う男と沖縄旅行なんて、ほんと酷い人ですよね戦場ヶ原先輩はっ」
暦「・・・・・・」
扇「あ、それと音声データもあるんですがお聞かせしますね」
ひたぎ『・・・私に対する埋め合わせ・・・あなたに・・・』
貝木『ほう・・・なんなら今すぐ・・・』
ひたぎ『そんなこと・・・私が・・・ここに来ている・・・』
貝木『まあ・・・お前がつき・・・い・・だろう
ひたぎ『ねえ貝木・・・本当に・・・・のかしら』
貝木『ああ・・・絶対に・・・・戦場ヶ原・・・』
ひたぎ『私・・・要求して・・・するつもりよ・・・私の身体を・・・構わないわ』
暦「うわあああああああああああ!!!!
何なんだよ何なんだよ何なんだよ戦場ヶ原!私の身体をとか言ってんじゃねえよ!!まだ僕たちだってやってないのに!
お前何なんだよ!!畜生ちくしょうチクショオー!!!」
僕の中でどんどんとどす黒いものが湧き上がってきた・・・
扇「あ、阿良々木先輩落ち着いて落ち着いて!ドードードー。全く、だからあの時言ったじゃないですか?あの方と一緒になった
のはミスだったと、ほんとにいい加減なんですから阿良々木先輩はっ」
暦「違う!僕は、僕は信じてたんだよ扇ちゃん!あの時神社で君が言っていた事も想定してはいたけれど、それでも僕は!
戦場ヶ原の事を信じていたんだよ!絶対に別れないって言ったあいつの言葉を!なのに・・・なのにこれじゃもう、
あいつとは一緒にいられねえよ!」
扇「阿良々木先輩、お怒りはわかりますけれど携帯が鳴ってますよ」
気持ちが激高して携帯が着信しているのに気が付かなかった、戦場ヶ原からだ・・・何なんだよ・・・
普段はあいつから電話がかかってくる事なんてめったにないのに・・・よりによって今かよ・・・
ひたぎ「もしもしコヨコヨ、今どこにいるのかしら?・・・・・・もしもし私よ、ひたぎよ」
暦「・・・何の用だよ戦場ヶ原・・・」
ひたぎ「何の用?恋人が用もなく電話をかけるのはいけないのかしら・・・・・・もしもし聞いてる?」
暦「ああ・・・お前からの電話なんて珍しかったから泡食ってただけだよ・・・」
ひたぎ「阿良々木君?・・・どうしたの?・・・もしかして怒っているのかしら?」
暦「今家に帰る途中だよ・・・用がないなら切るぞ」
ひたぎ「ちょ!待って阿良々木君、いったいどうしたというのかし「阿良々木先輩、せめて話ぐらいは聞いてあげたらどうです」!?
もしもし!誰かいるのかしら?阿良々木君!」
暦「ああ、僕の後輩の忍野扇ちゃんだよ・・・」
ひたぎ「忍野?扇?・・阿良々木君!今どこなの!?すぐに行くから場所を教えて頂戴」
暦「ああ、いいぜ。僕もお前に話がある、北白蛇神社の入り口でいいか?」
ひたぎ「北白蛇神社の入り口ね?わかったわ、すぐに行く。あと、その扇さんって子も一緒に残ってもらって頂戴」
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