過去ログ - 日向「信じて送り出した七海が」狛枝「2スレ目かな」
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144: ◆qjVvf1d3W.[saga]
2013/12/12(木) 19:50:23.85 ID:griSb/cI0
何処かの南の島…その中心の公園に俺達はいる。

隣では七海がすやすやと眠っており、安心したような表情を浮かべている。

その寝顔を見ているだけで、なんというか…幸せな気分になる。

七海「むにゃむにゃ…日向君、こんな所で寝てると風邪引くよ」

日向「はは、寝てるのはどっちだよ。こんな所で寝てると風邪引くぞ」

そう言って、七海を背負う。そろそろコテージに帰らないと、皆が心配するからな。

何時ものように、俺は眠っている七海をコテージまで送ろうと歩き出した。




日向「七海、起きろ。コテージに着いたぞ」

七海「ん…あれ、日向君おはよう」

日向「おはようって…もう夕方だぞ」

七海「…それもそうだね。よいしょっと」

七海「また遊んでる途中で寝ちゃったね…」

日向「そうだな。けど、七海が寝てるのは何時もの事だし、今更気にしてないぞ」

七海「んー、私は気にするかな」

七海「だって、せっかくの日向君と一緒に過ごせる時間を寝過ごしたなんて、もったいない…と思うよ?」

日向「そ…そうか///」

七海「………日向君、あのね」

七海「私、日向君と出会えて本当によかった」

七海「色んな事を教えてもらって、色んな場所に連れてってくれて…すっごく感謝してるよ」

日向「七海…」

七海「でも…ごめんね」

七海の表情が暗くなる。嫌な予感がした。…当たり前だと思っていた日常が、突然崩壊するような何か…そんな予感が。



七海「私、今回も駄目だったみたい」

七海の身体が少しずつ消え始める。

日向「なっ…七海!」

七海「ごめんね、日向君…私はここまでだけど、日向君は…」

日向「七海…七海ぃいいいいいいいいいいいい!!」



日向「なんだよ、これ…何で七海が、いきなり………」

モノクマ「うぷぷぷぷ、残念だったね日向君」

日向「お前は………っ!!」

モノクマ「思い出した?七海さんは死んじゃうの。もしくは君がね」

モノクマ「絶望しなよ…何度繰り返しても七海さんを救えない自分の無力さに」

モノクマ「絶望して…そのまま堕ちておいで」

モノクマ「君なら素晴らしい絶望になれると、僕は断言するから」

モノクマ「それとも、僕を殺す?殺した所で無意味だけどね」

モノクマ「うぷぷぷぷ…だーっはっはっはっはっは!!」

日向「テメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」


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