過去ログ - 日向「信じて送り出した七海が」狛枝「2スレ目かな」
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◆qjVvf1d3W.
[saga]
2013/12/12(木) 19:50:23.85 ID:griSb/cI0
何処かの南の島…その中心の公園に俺達はいる。
隣では七海がすやすやと眠っており、安心したような表情を浮かべている。
その寝顔を見ているだけで、なんというか…幸せな気分になる。
七海「むにゃむにゃ…日向君、こんな所で寝てると風邪引くよ」
日向「はは、寝てるのはどっちだよ。こんな所で寝てると風邪引くぞ」
そう言って、七海を背負う。そろそろコテージに帰らないと、皆が心配するからな。
何時ものように、俺は眠っている七海をコテージまで送ろうと歩き出した。
日向「七海、起きろ。コテージに着いたぞ」
七海「ん…あれ、日向君おはよう」
日向「おはようって…もう夕方だぞ」
七海「…それもそうだね。よいしょっと」
七海「また遊んでる途中で寝ちゃったね…」
日向「そうだな。けど、七海が寝てるのは何時もの事だし、今更気にしてないぞ」
七海「んー、私は気にするかな」
七海「だって、せっかくの日向君と一緒に過ごせる時間を寝過ごしたなんて、もったいない…と思うよ?」
日向「そ…そうか///」
七海「………日向君、あのね」
七海「私、日向君と出会えて本当によかった」
七海「色んな事を教えてもらって、色んな場所に連れてってくれて…すっごく感謝してるよ」
日向「七海…」
七海「でも…ごめんね」
七海の表情が暗くなる。嫌な予感がした。…当たり前だと思っていた日常が、突然崩壊するような何か…そんな予感が。
七海「私、今回も駄目だったみたい」
七海の身体が少しずつ消え始める。
日向「なっ…七海!」
七海「ごめんね、日向君…私はここまでだけど、日向君は…」
日向「七海…七海ぃいいいいいいいいいいいい!!」
日向「なんだよ、これ…何で七海が、いきなり………」
モノクマ「うぷぷぷぷ、残念だったね日向君」
日向「お前は………っ!!」
モノクマ「思い出した?七海さんは死んじゃうの。もしくは君がね」
モノクマ「絶望しなよ…何度繰り返しても七海さんを救えない自分の無力さに」
モノクマ「絶望して…そのまま堕ちておいで」
モノクマ「君なら素晴らしい絶望になれると、僕は断言するから」
モノクマ「それとも、僕を殺す?殺した所で無意味だけどね」
モノクマ「うぷぷぷぷ…だーっはっはっはっはっは!!」
日向「テメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」
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