過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
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230:名無しにかわりお送りします>>229続きin2014[saga]
2014/01/27(月) 23:28:09.27 ID:HGxRaUW80



             ー アキバ 噴水広場 ー


キラ 「確かに広いな、これなら十分戦える。」

この大広場には真ん中に噴水がある。
その噴水を囲むようにして様々な店が建ち並んでいる。
どの店もレトロな感じがし、広場の地面は煉瓦で出来てあった。
例えるなら明治時代の城下町、みたいな雰囲気だ。

全員噴水の前に着いたとき、アイツはこの広場の前にいた。
デカイのにケッコー早い奴だ。

キラ 「よし。全員準備は良いな?」

レイナ 「はい。万全です。」

ギリー 「おう!ばっちりだぜ!」

リン 「…アタシは万全だわ。けどキラが邪魔で戦えないんだけど。」

キラ 「…!?」

しまった!
そう言えば俺、ずっとリンにお姫様だっこされたままだった!

キラ 「あっ…。悪かったな。下ろしてくれ。」

あまりの恥ずかしさで少し顔をリンから背けながらぶっきらぼうにそう言う。

キラ 「ありがとうな。」

そしてお礼の言葉を述べた。
リンはニッコリ笑い、体は大丈夫?っとなお心配してくれた。
もう大丈夫、ありがとうと返し、俺も武器を構えた。

レイナ 「…(私だって出来るならキラさんを……。)」

レイナ 「…」


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