過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」
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名無しにかわりお送りしますin2014
[saga]
2014/01/29(水) 22:59:42.72 ID:QnzW1ndO0
戦闘を開始してすでに30分が経った。
四人係で総攻撃を仕掛け続けてはいるがまだダメージを与えられていないままだ。
それもそのはず、このモンスターの全身は、淡い青色のした鎧で覆われているからだ。
斬っても叩いてもびくともしないその頑丈さはまさしく異常だった。
リン 「何よコイツ。堅すぎじゃない?」
キラ 「確かにかなり堅い。それにあの剣、かなりデカイな。」
モンスターの右手に握られている剣。
その剣の刀身はモンスター自身の大きさの約半分はある。
横の長さはモンスター自身の横幅と差程変わらない大きさだ。
あの剣からの攻撃を直接受けたとしたらまず助からないだろう。
だが、まずはあの厄介な鎧をどうするかが問題だ。
リン 「あの鎧。ホント厄介だわ。何とかならないの?」
キラ 「一応使ってみるか…。」
何を?っとリンが聞いてきた。
見てたら分かるよと返し、俺はある“技”を使った。
キラ 「剣士職業における攻撃補助の魔法……」
「アーマーブレイク」
そう唱え、自身の武器を相手の鎧に向けた。
向けた剣先から紅い光が突如飛び出し、モンスターの鎧を包み込んだ。
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