過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
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309:名無しにかわりお送りします>>291 ◆BVLppWjYzA[saga]
2014/04/27(日) 04:51:47.59 ID:iml5fXAg0
張り詰めた空気が漂う中、先に動いたのはユキナ。
その動作はまるで舞うかの様に艶やかで、ついつい見とれてしまいそうになる怪しい色気も兼ね揃えている物だった。
そんな光景につい見入ってしまっていたキラは、ユキナの攻撃に反応が遅れる。

キラ 「くッ……危ない」

ユキナのキラに対する初撃は、腹を狙った突き。
反応が遅れたキラは大剣の刃の大きさを活かし、大剣の角度を少し斜めに傾かせて突きを刃の上で滑らした。

ユキナ 「失敗、次のプログラムに移ります」

ユキナの装備で有る凶剣 【アポカリプス】はゲーム上、長剣の類に属している為有る程度の自由は効く。
先程の突きを再度放つ事も可能な武器種で有る。
しかし、ユキナは再度突きを放つ様な動作は見せずそのまま体を捻らせ、回転斬りを放つ動作を見せた。

キラ 「さ、さすがにユキナは簡単には倒せな……!!」

そう言葉を紡いで体制を立て直そうとしていると脇腹を狙って振るわれる刃が視界に入った。
キラはとっさに大剣を真横に振り払い迫る刃を弾くのだが体制の整っていない状態で重い大剣を振ったせいで完全に体制を崩してしまい、その場に倒れた。


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