過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
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312:名無しにかわりお送りします>>311続き ◆BVLppWjYzA[saga]
2014/04/29(火) 23:11:53.77 ID:TvqhrRyb0
叫ぶ、その行為が守らなければならない使命感に駆られての行為なのか、はたまた助けたい衝動に駆られての行為なのかは分からない。
思いも寄らない行為だった。

ユキナ 「再度敵意を確認。……Bαデータ確認、再度、排除を実行します」

キラ 「……! 戦闘補助魔法、アクセラータ・レーションッ!!」

ユキナが突きつけていた刃を突き出す瞬間、頭を反らしながら唱える。
その補助魔法は対象の動作を僅かに遅らせる戦闘補助魔法。
錆びた鎖のエフェクトがユキナの腕に絡み着き、突きの動作を僅かに遅らせた。

キラ 「このまま……! 戦闘補助魔法、ウェイト!!」

僅かに遅れたユキナの動作により突き攻撃から逃れたキラは後方に転がり立ち上がる。
そして今度は動作を加速させる戦闘補助魔法を唱え、自分自身に反映させた。
すると金色のエフェクトがキラの体を纏い、一つ一つの動作に残像が出来る。

キラ 「初めて使ったが、上手く行った様だな。権勢逆転……っと言ったところか」

補助魔法により動作が加速しているキラはその速さを利用し離れた場所に有る大剣を拾い上げる。
決して目で追えない程の速さではないがユキナを倒すには十二分な速さを手に入れた。


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