過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
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411:>>410続き ◆nZhKGkSNSA[saga sage]
2014/09/12(金) 23:10:27.03 ID:rkkfKbBG0
黒いハリケーンはユキナの足元から展開し、周囲の光を削り取りながら激しい轟音をたてる。
リンは勝利を確信する事はしなかったが、これが決まるか決まらないかで勝敗が左右される事になる事に大方の察しはついていた。
幾らユキナ程の力を持っていたとしても、そこそこのダメージが入る事を願い、それが収束するのを待つ。
と、

ユキナ「リミッター解除。学習完了、死神の鎌インストール」

ユキナ「死神の鎌……発動」

暗黒の竜巻の中、数瞬光る物が見えた刹那の出来事。
竜巻を飲む形で繰り出されたのは、リンの持ち技である暗黒の竜巻だった。
嘘。なんでユキナが? ありえない、何で___? そんな思考を浮かべると同時に、リンの身体に無数の風の刃がたてられた。

リン「くっ……、つくづく、チートね……」

忌々しげに毒づきながらユキナの方に視線を向ける。
ユキナと言えば、多少の深い切り傷が見られるモノの大事には程遠い状態でその場に立っていた。
明らかな実力さ。明らかな格の違いさが、この場において再認識させられた。正に異常だ。
だが、今の今までダメージのダの字も与えられなかった事から考えれば、結果は良い方なのかも知れなかった。


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