過去ログ - 精霊「あなたが落としたのは金の斧ですか?銀の……」妖精「両方!両方!!」
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10: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:11:47.80 ID:NLV8PeA+0
妖精「んー、でも時代遅れのお遊戯会をするくらいならもっと効率的なものがあるんだけどね」

精霊「効率ですか?というと……やっぱり資金繰りですか」

妖精「そ、何をするにもお金は必要。集客と儲けを両立させるようなものが一つだけあるんですよ!」
以下略



11: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:12:15.21 ID:NLV8PeA+0
妖精「共存したいんでしょ!?何が不満なんですか!?恵まれた顔に恵まれた体付きしやがって!私への当て付けか!?」

精霊「知りませんよあなたの事なんて。あと共存したいのは動物さん達であって私ではありません」

妖精「ハッ!お高くとまっちゃってさ!高貴なあなたには私の事なんてわかりはしないんだろうね!」
以下略



12: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:12:43.39 ID:NLV8PeA+0
妖精「でも人呼んでもその後どうするかってのも考えなきゃですよ」

精霊「そうですね、折り合いが上手くいかないと森の動物さん達も怯えてしまいますし」

妖精「実際ここへ足を運んでくるような奴等なんて碌なのいなさそうですね。多分狩りやらなにやらで」
以下略



13: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:13:10.48 ID:NLV8PeA+0
精霊「むぅ……出来れば住んでほしいしなぁ……」

精霊「そういった人たちを選定した方がいいのでしょうか」

妖精「そりゃさすがに無理でしょうに。こんな木と草しかない場所に呼ぶってのがそもそも無理な話で」
以下略



14: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:13:37.57 ID:NLV8PeA+0
妖精「そう!そもそもこの森は綺麗なのがウリなんですからソレを踏まえて」

精霊「だとすると……簡単なキャンプ場とか?働ける人を募集して……」

妖精「美しい森だ、この森を切り拓いてゴルフ場を作ろう」
以下略



15: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:14:14.65 ID:NLV8PeA+0
――――――
―――


妖精「武力行使はよくないよ、冗談ですよ、脳天直下はやめてくださいよ」ドクドクドク
以下略



16: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:14:42.30 ID:NLV8PeA+0
精霊「んー、でもやっぱり難しい。私の考え方が甘いのでしょうか……」

妖精「水商売もダメ開拓もダメ、他に何が残っているのやら」

精霊「……ところであなた、実はお金儲けの方向へ持っていこうとしてません?」
以下略



17: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:15:43.45 ID:NLV8PeA+0
精霊「妖精は清らかでなければなりません、あなたのように穢れきっていては森の風紀に関わりますよ」クドクド

妖精「あーはいはい、そうっすねー」ホジホジ

精霊「聞く気ありますか?」スチャ
以下略



18: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:16:20.38 ID:NLV8PeA+0
妖精「さっきも同じようなこと言いましたが、今の時代神秘性だけじゃ人は集まりません!」

妖精「何をするにも金金金。この先どんなものでも生きる残るにはコレが必要なんです!!」グッ

精霊「なんだか汚い話になりそうですね」
以下略



19: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:16:58.37 ID:NLV8PeA+0
妖精「悲しいことに今はそれが人と人との繋がりなんです……」

妖精「どんな種族でもお金にならなきゃ生きてはいけない。あなたは精霊だから関係ないでしょうけど」

精霊「むぅ……」
以下略



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