過去ログ - 鷺沢文香「図書館はどこですか」
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2: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:34:49.79 ID:ewdYN1oo0
文香の叔父の書店


文香の叔父「や、文香ちゃん。棚卸手伝ってくれて助かるよ」

以下略



3: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:36:05.97 ID:ewdYN1oo0
「てんちょーさぁん!この棚、終わりましたぁ!」

「店長!こっちのやつも数えるんですかー!?」

叔父「ちょっと待て!そいつはもう終わったやつだぞ!ダブらせるなよ!」
以下略



4: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:37:02.93 ID:ewdYN1oo0
「あてて……す、すいません!」

叔父「怪我は無いか?まったく……いっぺんにそんないっぱい持つからだ」

叔父「とにかく、今落とした本と積んであった本とを分けにゃならんな……」
以下略



5: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:38:09.26 ID:ewdYN1oo0
…………


ガサゴソ………

以下略



6: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:39:16.28 ID:ewdYN1oo0
私が偶然掴んだ最後の一冊……

少なくとも10年以上は経っているであろう、全体的に色褪せてしまっている

表紙や裏表紙を見ても、所々汚れが目立つ
以下略



7: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:41:46.69 ID:ewdYN1oo0
『ねえ、ふみかちゃん』

『この本……とってもおもしろいから読んでみてよ』

『……ち、ちがうよ!そういうことじゃなくて……!』
以下略



8: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:42:52.67 ID:ewdYN1oo0
「…………?……文香ちゃん?ちょっと、文香ちゃんってば」

文香「……!!!」

叔父「そ、そんなに驚かなくったっていいじゃない」
以下略



9: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:50:39.62 ID:ewdYN1oo0
叔父「ん?その本に夢中になってたのかい?」

文香「は、はい……」

叔父「ちょっと貸して……んー、かなり汚れが目立つな……」
以下略



10: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:55:35.68 ID:ewdYN1oo0
その夜

文香「…………」ペラ

文香「……、…………」ペラ
以下略



11: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:56:13.29 ID:ewdYN1oo0
…………

そうだ………彼だ

この本を手に取った時……頭の片隅に現れた記憶に映っていた男の子……
以下略



12: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2013/12/10(火) 05:57:25.21 ID:ewdYN1oo0
『ねえ……この漢字、なんて読むの?』


ユキトくん

以下略



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