過去ログ - 剣士「魔王を倒せばいいんだな」魔法使い「あっうん」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/12(木) 11:02:28.36 ID:eVCkrQQAO


王様「ふむ……お主が大会優勝者か」

勇者「はい!」

王様「ではお主を正式に勇者と認めようぞ」

勇者「ありがとうございます!」

大臣「これが勇者選抜トーナメントの優勝賞金です、これで魔王討伐の為の準備をしてください」

勇者「はい!必ずや魔王を倒してまいります!」

王様「ゆくのじゃ勇者よ!」

勇者「はい!」

 −−−−−

勇者「よし!念願の勇者になったぞ!まずは北の塔に魔物がいるんだったな、よし行ってみよう」

 −−−−−

勇者「既に誰かに倒されてた、この報奨金どうしよう?倒した人分からないよ」ハァ

勇者「まあいいや、次は南の山のドラゴンを倒しに行こう」

 −−−−−

勇者「また倒されてた、違うって言ってるのに報奨金出たし、仕方ないな……また家の地下に閉まっておこう」ズン

勇者「次は−−

 −−−−−

−−またか、一体だれなんだろう?見たところ同じ人みたいだけど、報奨金も貰わずに帰るなんて」ズン

勇者「報奨金随分貯まっちゃったなぁ、早く渡してあげたいなぁ」

 −−−−−

勇者「魔王城なのに魔物がほとんどいない、と言うか斬られてる……となると」ガチャ

側近「くっ誰だ!」

勇者「えっと……一応勇者何だけど、お前が魔王か?」

側近「……魔王様なら先ほど、剣士と魔導士と名乗る二人組に……」

勇者「剣士と魔導士?そうかその二人がいろんな魔物を倒してくれていたのか」

側近「と言うかお前が勇者か!全く報告が無かったぞ!」

勇者「実は僕が行く前に、その二人が倒してしまったらしくて」

側近「なるほど……勇者が旅立ったと言う情報だけで偵察して、それでアイツを勇者だと勘違いしたのか」

勇者「違うと言ってるのに報奨金を渡されて、早くその二人に渡したいよ」

側近(自分で使えばいいのに、あの二人要らなそうだったしなぁ)

勇者「まあ魔王がいないならいいや、僕はもう帰るよ」スタスタ

側近(……ああこれからどうしよう?)


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