過去ログ - モバP「例え見えなくても」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:09:47.28 ID:J6YXLJuC0
そうこうしてる間に誰かが迎えに来る

それはちひろさんだったり、事務所に来るアイドルだったり・・・

今日は誰がくるのかな。そう考えるのが毎朝の楽しみであった


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:13:10.50 ID:J6YXLJuC0
チャイムが鳴り誰かがおはよ。プロデューサーと言いながら入ってくる

声を聞き誰かを当てる

今日は凛だった
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/11(水) 04:18:16.28 ID:J6YXLJuC0
最初は凛だって恥ずかしがってか手を差し出してくれなかったが今ではちゃんと差し伸べてくれる

今でも顔が見えないので恥ずかしいのかどうかはわからないが

そうして杖をつき、凛と歩きながらゆっくりと事務所に向かう


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:20:44.80 ID:J6YXLJuC0
仕事はプロデューサーからアイドルの話を聞く相談役となった

ついでに肩書はプロデューサーからプロデューサー兼相談員となった

今まで忙しかった毎日とはうってかわってアイドルとお話するだけになってしまったがそれでもまぁ楽しかった
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/11(水) 04:27:15.26 ID:J6YXLJuC0
仕事ばかりと言っていたが唯一の趣味があった

お酒である

この事務所のアイドル達にはお酒好きが何人かいてその人達と酒を飲みながら話すのが好きだった
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:30:02.80 ID:J6YXLJuC0
体を壊してからは医者と相談し月に1回お酒は三杯タバコは3本までとなった

そう言うとみんな俺に付き合ってくれ3杯で後はジュースで乾杯となった

そして帰りはアイドルが家まで付き合ってくれる、周りから見たらなんとも望ましい状況となった


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/11(水) 04:32:51.47 ID:J6YXLJuC0
倒れてから1年ほど立ち、視力も少しは戻っていった

と言っても物体の輪郭がぼんやりと見える程度である

色彩はバラバラ、物は5重にも6重にもみえ遠近の判別もつかなかった
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/11(水) 04:38:08.87 ID:J6YXLJuC0
俺が倒れて以降、新しいアイドルはあまりとらないようにしていた

そして今いるアイドルもどんどん仕事が増え忙しさが増している

俺はこの娘たちが自分から離れていくのがとても怖かった
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/11(水) 04:44:24.88 ID:J6YXLJuC0
そして今現在

今も生活は変わっていない

俺の目は今後良くなるかもしれないし一生このままかもしれない
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:46:48.76 ID:J6YXLJuC0
だらだらと散文的になってしまいました
Pの思いは昔自分がこうなったときに感じていたものです
周りが世話してくれてた時いつまでしてくれるのかなんて漠然とした不安があった時期などを文にしてみました
今はもう治りました。若干見えづらいですが・・・

以下略



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