過去ログ - モバP「例え見えなくても」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 03:35:08.14 ID:J6YXLJuC0
設立したての会社だったため右も左も分からなかったが社長と事務員のちひろさんと3人で頑張った
アイドルの勧誘から始まり、テレビ局へ売り込みに行ったり、レッスンでアイドルを育てたり・・・
忙しかったが俺には楽しくてたまらなかった



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/11(水) 03:36:23.60 ID:YFcYhF79o
ローカルルールという訳でも間違いという訳でもないんだけど
出来れば文と文の間に一行分改行してくれるとありがたい


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 03:39:48.71 ID:J6YXLJuC0
入社して4年がたった26歳のこと
いつものように仕事に追われていた
家に帰る日など月に1回程度、まともに6時間以上寝た日など思い出せないくらいであった
もちろんキツい毎日だったが心は充実していた
だが体がそれを許してくれなかった


6:>>4 ありがと。[saga]
2013/12/11(水) 03:43:38.77 ID:J6YXLJuC0
そしてそれは起こった

その日は確か拓海と一緒にテレビ局へグラビアの撮影に向かっていたと思う

突然頭が割れるような頭痛と眼球をえぐられるような痛み
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 03:49:13.10 ID:J6YXLJuC0
医者の話によると仕事のし過ぎによるストレスと疲れが原因だった

このまま一生治らないかもとまで言われた

仕事に一生を捧げていた俺にとってそれは死を宣告されたようなものだった
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 03:52:23.96 ID:J6YXLJuC0
しかしアイドルたち全員から辞めないでくれと言われ

社長からも君に合う仕事を探すからと引き止められてしまった

嬉しかった反面、迷惑をかけてしまうと不安になったが黙っておくことにした
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 03:57:23.32 ID:J6YXLJuC0
れから退院まで必死に点字を勉強した

暇を見つけては見舞いに来てくれるアイドルたちと一緒に覚えた

また退院してからすぐに社長が事務所のすぐ近くにバリアフリーの家を探してきてくれた
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/11(水) 03:59:50.41 ID:J6YXLJuC0
家事から炊事から洗濯までほぼやってもらった

幸いアイドルには家事が得意なアイドルも多くまずい飯も食わなくて済んだ

一部のアイドルを除いてだが・・・


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:05:49.97 ID:J6YXLJuC0
朝7時に鳴る目覚まし。それを俺は手探りで探して止める

そして壁に手を添えてゆっくりと洗面台まで行き顔を洗い歯を磨く

それが終わると部屋でテレビをつけ耳を傾ける
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/11(水) 04:09:47.28 ID:J6YXLJuC0
そうこうしてる間に誰かが迎えに来る

それはちひろさんだったり、事務所に来るアイドルだったり・・・

今日は誰がくるのかな。そう考えるのが毎朝の楽しみであった


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