過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争」
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◆cvvZKri7SI
[saga sage]
2013/12/11(水) 04:52:23.84 ID:3XmGIBxHo
ごそごそとナース服のポケットから財布を取り出し(ナース服にポケットがついていることを今初めて知った)、硬貨を取り出そうとするのを制する。
「んぇ?」
どうやって発音するんだか分からないようなリアクションは無視して、私は千円札を取り出す。
ねじ込むように札入れに通し、まずは日替わり定食を一つ。
次いでカレーうどんのボタンを押す。
後ろから覗き込むように見ていたナース服が、はぁだかほぉだか、良く分からない感心した声を出した。
「もこちゃん良ぅ食べるなぁ」
私のじゃない。お前のだ。
私はどちらかと言うと食が細い。
「うちもそんなには食べへんでー?」
なんで一人で二品食べる前提なんだ。
普通に考えて一人一枚だろう。
「あぁ、そうかぁ。……ん、ってことはぁ、もこちゃんうちの分買うてくれたん?」
気づくのが遅い。脳が渋滞してるんじゃないのか。
とはいえ、別にこれはこいつのリクエストに答えたわけではない。ましてや、仲良く食事に花を咲かせましょうだなんて虫唾が走る。
単純に、奢るから帰れと言う交換条件だ。たかが三百五十円で厄介払いが出来るなら、致し方なくはあるがやるしかあるまい。
ちなみに、私の日替わりは五百円だ。
……いや、まぁ、だから何だという話だけれど。
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