過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争」
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◆cvvZKri7SI
[saga sage]
2013/12/11(水) 05:07:31.35 ID:3XmGIBxHo
隣の空き教室は、まぁ文字通り空きなので、鍵はかかっていない。
用途として何をしているのかは今一謎で、ここで何かしたことは入学してから未だにない。
単純に壊れていて使うと危ない椅子だったり、落書きやらなんやらで綺麗でない机だったり、まぁそういう不良品のとりあえずの置き場になっているようだ。
「……」
「対木さん?」
「いや、なんでもない」
首をかしげる委員長を制して、掃除用具入れの取っ手に手を掛ける。
手を掛けて、
開け──
──ると。
「……」
「きゃ、きゃあああああっ!」
どさりと。
私に向かって、何かが倒れてきた。
咄嗟に私が抱えたそれは、人の形をした、
というより、人そのものだ。
いや。その言葉も正しくない。
何故ならそれは、既に死んでいた。
人だったもの──分かりやすく、死体と言うのが一番簡潔で、的確だろう。
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