過去ログ - 戦刃「安価で苗木君を手に入れる」
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202:1 ◆7ml8fVnzpA[saga]
2013/12/20(金) 11:40:11.52 ID:R/0mUnu7o
>>201
ありがとうございます、そう言って頂けると嬉しいです。24日用にちゃんと推古した地の文でのショートストーリーを書いているので投稿速度は落ちますがよろしくお願いします。




『も、ももももしもし?! だだだ誰ですか?!』

受話器からは、そんな言葉が聞こえてくる。やたら大きくはつらつとしていた、聞き慣れた声だ。

戦刃「落ち着いて、朝日奈さん。こちら戦刃です」

朝日奈『戦刃ちゃん? 戦刃ちゃんなの?! 無事で良かったよー!』

戦刃「私と苗木君は、イチゴ模様のハウスに閉じ込められているみたい」

朝日奈「私たちのいるところも壁とか床とかブドウだらけだよ!」

私たちという言葉から、彼女が葉隠と共にいることは推測できた。そしてもう一つ、彼女達が閉じ込められているのが、マスカット模様のハウスだということ。

戦刃「朝日奈さんは今、二階のラウンジの電話で話しているの?」

朝日奈「そうだよ、この電話にだけイチゴのマークが書いてあったから押してみたんだ」

つまり、私達のイチゴハウスと彼女達のマスカットハウスは、似たような構造になっている。そしてタワーの奥の扉のマスカットの絵。このイチゴハウスとマスカットハウスは隣接していると推測できたが、その推論には一つ不可避的な障害があった。

戦刃「朝日奈さん、マスカットハウスにも回廊はあった?」

朝日奈「うん、あったよ! 先には扉があって、ボタンを押すとブドウだらけの丸い広場があるだけだったけど」

戦刃「タワーの、模様……」


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