過去ログ - 戦刃「安価で苗木君を手に入れる」
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55:初めて書くえっちな展開に苦戦気味の1 ◆7ml8fVnzpA
2013/12/11(水) 23:46:21.08 ID:psHjjjdKo
戦刃「いいよ、苗木君」
気がつけば口からはそんな言葉が零れていた。卑猥で奸濫。破裂しそうなほどに心臓が高鳴るのは何故なのか。
苗木「戦刃さんっ!」
彼が私の服を剥いでゆく。あれだけの量の媚薬を飲んでなお彼の手つきは乱暴とは程遠い。記憶を失っても彼は苗木誠なのだと、私は安堵しつつ目を閉じる。
戦刃「んっ……」
ざらついた舌が、私の首を這う。それは色んな場所をねぶりながら、どんどんと下がってゆき、やがて私の胸に触れた。私の漏らす声など意に介さず、彼の舌は胸の頂上を弄ぶ。
苗木「いくさば、さん……」
彼は私の太腿を上るように指を這わす。くすぐったく、それでも何故か私の口からは粘っこく厭らしい声が漏れる。彼はそんな私を嘲るように内腿に何度か円を描いた後、下着の中に手を滑り込ませる。
戦刃「んあっ……」
淫らな音が部屋に木霊する。そんな厭らしい自分への嫌悪感からか、私は顔を手で覆う。そのせいで自分の口から漏れる息が、幾倍にも増して耳へと刺さる。
苗木「入れるよ、戦刃さん」
ふとそんな声が耳元で聴こえた。いつもと同じ、彼の柔らかく優しい声が。そんな状況の中、顔を覆う私の手のひらには、生暖かい水滴の感触があった。どうして自分が涙を流しているのか、理由も分からないままに私は首を縦に振る。
戦刃「んんぅ……はっ……あぁっ!」
性交というものの前に心は冷静を保てるはずもなく、未知の痛みに私は顔を歪ませる。鈍く、刺すような痛みの中に確かに彼は存在した。温かく、硬い彼が私の中に深く覗きこんでいる。
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