過去ログ - ルパン3世vs名探偵コナン&相棒!
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309: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:40:57.40 ID:dT/V2lZZ0
〜大公家跡地〜
310: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:41:43.09 ID:dT/V2lZZ0
トーゴ「これが我々カリオストロの者たちが代々守り抜いてきた光景…
何故だ…何故私にこれを見せる!?お前たちは私をどうする気なんだ!?」
ルパン「そいつはこのお姫様…いや女王さまに聞いてみな。俺だって一応止めたんだぜ。」
311: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:42:17.54 ID:dT/V2lZZ0
クラリス「あなたもご存じの通り…
私は10代の頃にあなたの父であるカリオストロ伯爵と半ば無理矢理婚礼をさせられそうになりました。
あの頃、私は自分の境遇を呪いました。
何故私はこの国に生まれついてしまったのだろう、こんな国滅んでしまえばいいのにと…」
312: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:42:56.96 ID:dT/V2lZZ0
クラリス「確かにあなたの父は…いえ…この国はかつて何の罪もなかったあなたを苦しめた…
それに関してはこの国を代表して私自身が深くお詫びをします…
けど…この国は…あなたの愛すべき故郷であってほしいと…私はそう願っています…
だからあなたにこの光景を見せてあげたかった…かつて私と同じ…いえ…それ以上の境遇を生きてきたあなたに…」
313: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:43:29.98 ID:dT/V2lZZ0
銭形「「ル〜パ〜ン〜!!」」
314: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:44:19.16 ID:dT/V2lZZ0
銭形「おのれルパン!またしても…」
クラリス「お久しぶりですね、警部さん。またあの方は何も取らずにいなくなりましたわ。
それどころか…ほら。」
315: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:45:00.24 ID:dT/V2lZZ0
そんな時である、彼らの下に松葉杖を持った足の不自由な一人の日本人が現れた。
三浦「すみません。あ〜外国が初めてでね…私は日本人の観光客でして…
実は怪我で仕事を退職してツアーでこのカリオストロの地まで来たのはいいんですけど、他のお客さんと逸れてしまって…
どちらへ行けば合流すればいいのかご存知ですか?」
316: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:45:32.11 ID:dT/V2lZZ0
三浦「実は俺も少し前は警察官の仕事をしててね…
そこで何人もの罪を犯した人たちを逮捕してきたよ。だが…みんな好きで犯罪なんか犯した訳じゃない…
アンタに何があったのかは俺は知らないだが…
もしアンタに罪を償う気があるならそれは遅くはないはずだ。
どんな人間にだって罪を犯したのなら…それを償うチャンスはあるはずだからな!」
317: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:46:26.45 ID:dT/V2lZZ0
トーゴ「そうか…」
そしてトーゴはある決意を露わにして銭形の前に両手を差し出した。
銭形「な…何だ!?」
318: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:46:52.88 ID:dT/V2lZZ0
クラリス「あの…待ってください。
トーゴ、いつか…罪を償ったら…もう一度この国に帰ってきてください!
ここは…あなたにとっては忌まわしい場所かもしれない…ですがあなたの故郷なのです!
私はいつまでもあなたの帰りを待っています!だから……」
319: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/04/07(月) 23:47:55.92 ID:dT/V2lZZ0
そして車で逃走中のルパンと次元も…
次元「あのトーゴとかいう野郎、銭形のとっつぁんに捕まったらしいな。
今頃とっつぁんの野郎が何か柄にもなく寒い事言って雰囲気台無しにしてるような気がするが気の所為か?
せっかく俺たちが助けてやったのに…これじゃ例の黒の組織とやらにまた命を狙われるんじゃないのか?」
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