過去ログ - [ケモナーと人外娘好きは]男「安価で妖怪たちのいる日常」[集合]
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11: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2013/12/12(木) 17:38:02.07 ID:zCbuxXs50
その時だ。俺の手から何者かがハンバーグを掻っ攫っていきやがった。


男「なっ!?ハンバーグがっ」

(ふむ・・・さすが主のはんばあぐじゃな。念の込め方が違う。)モグモグ、ウニャア


モグモグゴックンと美味しそうに食べて欠伸をしたそいつはその場で満足そうに伸びをする。


男「なにやってんだああぁぁああああ!!何でこんなとこに来てんだよ猫ちゃん。何ハンバーグ取ってんだよ」

ショタ「わぁ、可愛い白猫だー」キラキラ

友「これお前(男)のとこの猫ちゃんだよな?何でこんなところに」

男「俺が聞きたいよ。」(おい猫又、どうしてこんなところに来てんだよ)ヨイショ


同じ目線になるように抱きかかえて持ち上げる。


猫又(あー、わっちの紅マグロー)ンニャアアン、ジタバタ


持ち上げられた時に口から落として食べ逃した紅鮪に猫又が手を伸ばしてジタバタする。


友「やべえ可愛い…」

ショタ「はわわー、可愛いなぁ」

猫又(・・・・・・・・どうしてこんなとこにいるかじゃと?教えてやってもよいが、その魚をよこすがよい。)ウニィ♪

男「可愛いがこのマグロは俺のだ」(ツベコベ言わず話せ。)

猫又(よぉこぉせー)タシッタシ

男「だが断る」

友「あの二人って言葉が通じているみたいだよな」

ショタ「ペットと長い間いると雰囲気で何言っているか分かるようになるらしいよー」

猫又「ニャア、ンニー、フニィ♪」(最終手段じゃ)スリスリ

男「ふぉおおおおお!?」ハナヂ、ブー


猫又が抱きかかえられた体勢のまま顔にスリスリしてきた。やっべえええええええええええええ


猫又(いっただきまぁす。じゃ♪)モグモグカツカツ

男「はっ、いつの間に紅マグロが俺の手から猫又の口に!?」

友「いや、今ニヤニヤしながら手渡してたぞ」(しかし可愛かった♪)

ショタ「猫又…?」

猫又(あーあー呼んでいるー、とめどなく呼んでいるー。紅マグローがー呼んでいるー)ンニャア、ンニャアニャーオ♪

男「猫ちゃん幸せそうだなー(棒読み)」(で、来た理由は?)

猫又(む、忘れておった。・・・実はの、別にタダ飯集りに来ただけじゃないぞ?伝えることがあったんじゃ)

男(伝えること?)

猫又(うむ、ここ最近霊力や妖気の乱れが多くての。調べてみたところわっちら矮小な妖怪とは比べ物にもならない程の存在が何らかの干渉をしているみたいなんじゃ)

男(なんだそれ?)

猫又「大妖怪をも超える"神"じゃ。それも、災禍を引き起こす強大な」

猫又「・・・禍津神」

そう、それが…猫が告げた始まりの時


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