過去ログ - [ケモナーと人外娘好きは]男「安価で妖怪たちのいる日常」[集合]
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32: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2013/12/12(木) 18:36:21.15 ID:zCbuxXs50
咆哮にあわせて空気が震える


「何のようだ人間、我は貴様を認めた覚えがないぞ」


ライオンの胴体に梟の翼、威厳たっぷりの気配を孕んだ神、山の王のお出ましだ。


猫又「主が依頼しておいて忘れておったら世話ないの、"あれ"を駆逐することのできる人間じゃ」

山の王「何でそいつなのだ。我は確実に殺せる奴を呼べと言ったはずだ」


確かに少し疑問に思った。殺すなら俺を頼る必要はない…退治屋なら普通にそこら辺にいるはずなのに


猫又「ふ、だから主は頭が固いんじゃ」フリフリ


猫又が尻尾を挑発するように揺らす


男「おい、無駄に挑発するなよ」

山の王「いいだろう、久々に喧嘩しようではないか」


山の王の気配が殺気を持って膨れ上がる。


猫又「ほぉ、"ただの八百万神ごとき"がこのわっちに勝てると思うか?」


猫又の妖気も高まり、妖怪などちっぽけに思える"化け物"としての猫又へと変貌してゆく

やばい、この流れはやばい…山が吹き飛ぶ


男「いや、タンマ、タンマ!今そんなことやっている場合じゃないって」


山の王「…ふんっ、人間ごときが…」

猫又「主に止められちゃしょうがないの…お預けじゃ山の王」

男「お預けも何も一生すんな、案内すんなら早くしてくれ」

山の王「貴様ごときが命令するなど100000000000000000(中略 年早い」

男「…俺帰っていい?」

猫又「神隠しが増加するじゃろうな」


それもそれで勘弁してくれよ。


山の王「来い、こっちだ」


さらに歩きにくいところに歩いてゆく、傍から見れば妖怪に騙されているようだな


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