過去ログ - [ケモナーと人外娘好きは]男「安価で妖怪たちのいる日常」[集合]
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37: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2013/12/12(木) 18:40:10.26 ID:zCbuxXs50
男(いきなり核心行くな)

猫又(タイミング計るのが面倒になっただけじゃ)ウニャ


尻尾が揺れている。うわ、本音だ


猫又「で、どうなんじゃ?」

白狐「禍津神?私がか?」


ウニャ、と猫又が頷く。目が獲物を狙う際の目、しかし対する白狐は飄々として、ク−ルに返す。


白狐「残念だが私はただの八百万神の一つだよ。人間に施しをするほどに善良とは言わないが悪神ではないつもりだ。」

猫又「そうかや、それだけ分かればもう良い。」

男「…お前にしてはやけにあっさり引くな」


こいつのことだからネチネチ証拠提示しろだの何だの言いそうだが…


猫又「なんじゃ、何か言いたげじゃな」ジト

ジト目で睨まれた。


白狐「それに、仮に私が邪神の類だとしても今は何もできないよ。」

男「なんでだ?」

白狐「君達も私の妖力があの札のせいで空気中に放出されたのは見たのだろう?もう私に"神"としての力は使えないよ。」

猫又「実体化するだけでせいぜい・・・かや。」

白狐「そういうことになるな。私ともあろうものが情けない。」


白狐が悲しげに目を伏せ、耳も悲しみを表すように垂れる。

その顔には自嘲的な笑みが浮かんでいた。


男「・・・お前はこれからどうするんだ?」

白狐「はて、どういう意味かな?」

男「この山に残るのか?それともどこか他の場所へ行くのか?」

猫又「…残念じゃがこの山にはもう-    白狐「-分かっているよ。」


猫又が何かを言おうとしてそれを白狐が制した。


白狐「この山に私のことを知っている者はもういないのだろう?」

男「えっ?」

白狐「私が封印される前には仲がいいのがかなりいたのにな…空気で分かるさ、ここの者達にとって私はいきなり現れた部外者なんだ。」

猫又「不思議なことにこの場所すら妖気が流れ出すまで誰も知らなかったとゆう始末じゃ」

男「この山の神達ですらか?」

猫又「そういうことじゃ」

白狐「そんな部外者、しかも私のようなでかい妖気の持つ者が居座ったら居心地悪くなるだろう」


さしあたっては、と言葉を繋げる。


白狐「君の家に私を住まわせてくれないか?」

男「は?」


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