過去ログ - [ケモナーと人外娘好きは]男「安価で妖怪たちのいる日常」[集合]
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◆bCs0r4M9IE
[saga]
2013/12/12(木) 18:44:15.57 ID:zCbuxXs50
食後
猫又「上手かったぞ主よ」ニャーゴ
尻尾を振って美味しかったのは分かる。
顔も凄い笑顔だしな。
ただ一つ解せないのは、だ
男「なんでてめーが俺の作った飯食ってんだよ」
猫又「ご馳走様じゃ」
男「てめーに作った覚えはねえ。」
白狐「少年、私の分はないのか?」
男「ねえよ。喰われちまったし」
白狐「この私との約束を破るなどいい度胸だな人間」
男「そっちの化け猫に言え!」
食い散らかしたのはそいつだ!
せっかく高い肉だったのに
猫又「また買えばよいじゃないかや」
誰のせいだ。誰の
そんな折、白狐が何かもの欲しそうにしているのに気づく。
男「もう作ってる時間はないぞ?」
白狐「いや、そうじゃなくてだな」モジモジ
モジモジしてなんだ?
白狐「その、私も学校というものに行ってみたくてな」
ハア!?
俺が絶句していると猫又が嬉しいときにするように、白狐がそのモフモフの九本の尻尾をバッサバッサと振りながら頼みを連ねてくる。
白狐「いや、私も昔は寺子屋に遊びに行っていてな。少し…この時代の寺子屋に行ってみたかったんだ。」
男「……却下」
白狐「な、なんでだ!?」
白狐がうろたえる。一瞬シュンとした耳とか驚いてビクッってなった尻尾とかすごくいいがそんなことは関係ない。
男「ライトノベル的なあれだと絶対めんどくさいことになる。じゃあ行ってくる!」ダッ
白狐「に、逃げるなぁ!」
だが断る。面倒事はごめんだ!
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