過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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121: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 11:58:53.82 ID:SeQRNv+uo
「「妖怪が人間を襲い、人間が妖怪を退治する」……だったわよね」
「でも、彼らもまたスペルカードルールに従うつもりはないようで。
武装まで揃えて本気で妖怪たちを殺すつもりよ。……「人間主権」を謳って」
122: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:00:27.99 ID:SeQRNv+uo
「……人間の私にそれを言ってどうするのよ。その件を私に任せるなんて、
汚れ仕事もいい所だわ」
123: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:02:19.68 ID:SeQRNv+uo
「何がタチ悪いって、あいつらはルールを理解した上で無視することよ。
低知能妖怪と違って、退治が面倒くさいったらありはしないわ」
124: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:03:05.46 ID:SeQRNv+uo
紫は最悪のケースについて語ったのち、霊夢の隣に腰掛けた。そしてそのまま話を続けた。
「でも、おかしいと思わない?スペルカードルールと違い、死ぬ可能性のある戦いを、
125: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:04:26.12 ID:SeQRNv+uo
「……単に思慮が足りないだけかもしれないじゃない。知能があったって馬鹿なものは
馬鹿なのよ」
126: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:05:27.21 ID:SeQRNv+uo
「……そうね」
「あまりにも不審かつ不明な点が多過ぎるから、調査が必要ね。それはこちらでするから、
貴女は貴女の仕事に集中することよ。油断は禁物だから」
127: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:06:54.60 ID:SeQRNv+uo
128: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:08:01.54 ID:SeQRNv+uo
***
129: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:09:08.38 ID:SeQRNv+uo
「よし、結論を出そう!多分お前の言う通り、俺はその永田宗介とやらと
同一人物だ!」
130: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/11(土) 12:11:04.29 ID:SeQRNv+uo
「……とりあえず自己紹介だな。俺の名前は掛川拓馬(かけがわ・たくま)。
ある妖怪を殺すために探している」
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