過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
↓ 1- 覧 板 20
200: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:21:32.89 ID:fOAWDk9zo
201: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:22:28.12 ID:fOAWDk9zo
鬼十郎。そう呼ばれた男は懐から大型のハンドガン──デザートイーグルを取り出し、
それを見つめていた。
202: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:23:20.71 ID:fOAWDk9zo
少しの間を挟み、再び鬼十郎が口を開く。
203: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:24:48.38 ID:fOAWDk9zo
***
204: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:25:37.41 ID:fOAWDk9zo
場所は『命蓮寺』墓地のすぐ外。
「……寺があるけどばれてないみたいネ。まあ悲鳴すら上がらなければ助けなど来ないアル」
205: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:26:20.00 ID:fOAWDk9zo
「……それにしても前に来た時はこんな寺は無かったような気がするネ。後で地図に書くアル」
「ちーかよーるなー!!」
206: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:27:32.50 ID:fOAWDk9zo
「これから先はお前達が入って良い場所ではない!」
「うるさいネ。こっちは食事中アル」
207: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:28:24.06 ID:fOAWDk9zo
「と、とにかく!お前も私に負けてキョンシーになるのだ!」
「だからもう1700年以上前から我はキョンシーアル。間に合ってるネ」
そんな障壊の言葉を他所に、弾幕は既に張られている。その弾幕の向こう側──
208: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:29:06.15 ID:fOAWDk9zo
どの体術にも基本としてある、敵との距離を詰める足取り。より相手の反応に対して速く
接近するための歩法。互いの距離を自らの間合いにするための技術。
209: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:29:50.69 ID:fOAWDk9zo
293Res/127.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。