過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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217: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:43:12.89 ID:fOAWDk9zo
すぐ背後からの聞き覚えのある声を聞いた彼女は、顔に嫌悪を露わにし、
振り返ると同時に、音より速く日傘を振るった。敵の体を上下に割かんとする一撃。
だが既に死暮の姿はそこではなく、さらに10m先にあった。
「……ちょいと激しい歓迎だな。お前が相変わらずで嬉しいぜ。ククククッ」
「……その気持ちの悪い笑いを今すぐやめなさい。さもなくば表情すら分からない位、
そのふざけた顔面をズタズタにしてあげるわよ」
幽香の、まるで塵芥を見るかのような冷たい目が、死暮を捉える。
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