過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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219: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/20(月) 01:44:59.62 ID:fOAWDk9zo
「ああ、なんてお前は美しいんだ。お前は花を愛でるが、そのどんな花よりも美しい。
花は季節が過ぎれば枯れるが、お前は幾百年経とうと褪せぬまま咲いているではないか」

「……貴方はその薄ら寒い口説き文句を、何回言えば気が済むのかしら?
断ってくれている内に辞めるべきだったわね。お陰で、今の私は貴方に対して殺意以外の
感情を持ち合わせていないわ」

「当然、お前が俺の女になるまでだ。それに殺意ってのは──」





「──殺せる相手に持った方がいいぜ?」





 一触即発の空気に、死暮の挑発が響いた。


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