過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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2013/12/15(日) 19:26:22.18 ID:DscRmI1Ko
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25: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 19:29:45.72 ID:DscRmI1Ko
「ねえ、お婆ちゃん」
26: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 19:34:31.94 ID:DscRmI1Ko
「町のみんな、時々何かに祈ってるみたいだけど、どうして？」
この町には特有の民間信仰があった。古神道のアミニズムの近縁だろうか。
皆、時間に余裕があるときは、何処でも立ち止まって何かを願っていた。
27: ◆3vJ/24qVzU
2013/12/15(日) 19:35:15.98 ID:DscRmI1Ko
28: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 19:42:02.73 ID:DscRmI1Ko
「この町には神様がいてね、みんなはその神様にお願いごとをしてるのよ」
29: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 19:48:18.78 ID:DscRmI1Ko
30: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 19:49:14.96 ID:DscRmI1Ko
31: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 19:56:06.76 ID:DscRmI1Ko
この町では、昔から原因不明の行方不明事件が頻発していた。動機も、
足取りも一切分からないから"原因不明"。それ故「神隠し」と呼ばれるようになったのだ。
他の市町村では似たような現象は起きていない。この町だけだ。
32: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 20:12:49.30 ID:DscRmI1Ko
33: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 20:19:09.87 ID:DscRmI1Ko
件の男は、部下を助手席に乗せ、○○県警本部のパトカーを運転していた。
34: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2013/12/15(日) 20:24:30.75 ID:DscRmI1Ko
「君みたいなキャリアが、こんなに1つの事件に入れ込まなくても」
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