過去ログ - 秋山蓮「城戸が鏡に話しかけていた?」
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103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/13(金) 23:59:41.49 ID:aMeX+Cai0
しばらくしてようやく我に返った翔太郎は、
すぐさま再び凍り付くこととなった。

翔太郎(どっ……どうして体が重いんだよっ!?
    特に足が重くて動かないじゃねえか!!)

視線を下してもよいものだろうか、何か怖いものでも見えやしないだろうか。
恐怖心から視線を動かせずにいる翔太郎だったが、
いつまでもそうしてじっとしている翔太郎ではない。

翔太郎(俺はハードボイルド……何があっても動じない)

すでに動じている事実は都合よく無視して決心を固め、
翔太郎が視線を下すとそこには――

フィリップ「やあ、翔太郎」ニコッ

翔太郎「ふ、フィリップ!?」

膝枕を満喫しているフィリップがいた。

フィリップ「火野映司の語る娯楽というのはなかなか面白いね!
      あえて検索せずに体験から知識を得るというのも悪くないよ」

フィリップ「君の驚く顔も見られて一石二鳥だね」

翔太郎「つまり、あれか?あいつがお前に余計なこと吹き込んだんだな?
    俺がどれだけ怖い思いをしたと思ってるんだよ……!」

フィリップ「まあいいじゃないか。それより君もソファーに横になるといい。
      一人で眠るのはやや肌寒い季節だ。二人で暖をとろう」

翔太郎「一人でやってろ!――わっ!?」

フィリップ「地獄の底まで相乗りしてくれるんだろう?」

翔太郎「おい、馬鹿!抱き着くな……あ、頭を擦り付けるな!!」

フィリップ「うーん、こういう感覚は体験からしか得られないものだ。
      悪くない……むしろ好ましい」スリスリ

翔太郎「ぐ、このっ……ひゃあっ!」

フィリップ「翔太郎?」キョトン


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